樋上公実子さん個展「はじめての香り」×新美術館「ピエール・ボナール展」

本日は、打ち合わせスタート。これがもう全然ダメダメ、やれやれ、しかし、和気あいあいという不思議な仕上がりでした。

ダメダメポイント1、ビルを間違え、遅刻した!

ダメダメポイント2、担当者様の名前を勝手に作った!

ダメダメポイント3、入館証をなくした!

この3つ目、かなり笑えて、気づいたら、ストラップしかなかったの! どこ行った? 入館証!

が、意外な共通点があり、先日入手したはいいけれど、行き場がなかった品物を嫁に出せて、めでたし、めでたしでした。

初編集部、初打ち合わせで、なかなかない仕上がりとなりました。お仕事も、頑張ります。

その後、小学館さんの一階にあるミカドカフェへ行き、新刊の『夢探偵フロイト てるてる坊主殺人事件』をいただきました。

相変わらず、乗りやすい性格なので、お供は、美的カフェオレです。

樋上公実子さんの個展にうかがう前に、ちょいと日本橋へ。

きょうは、三越前側から渡りましたが、ちゃんと、阿吽になってますね!

カレーの街からわざわざ高島屋さんへカレーを食べに行きました。

いや、新館オープンの日に見かけたカレーが気になって気になって! HATONOMORIカレー、美味しかったです。

また、お手軽価格の全国初発売のサブレも見つけました。樋上さん、新作、人魚モチーフでしたから、貝の形のサブレにしました。

途中、神保町姉川書店さんで猫本を、日本橋滋賀アンテナショップで、猫缶お茶を買いました。缶、迷っていたら、落としちゃいまして。体を張って、「私を連れて行って」だったので、素直に買いました。

猫本は、池田書店さんの『猫に言いたいたくさんのこと』です。もうおかしくて、おかしくて! 非常によい本!

姉川書店さんは、パワーアップしていて、猫だらけ!やばいですよ。手ぶらで出れませんぜ?

で、表参道ピンポイントギャラリーへ。

予期せぬ再会もあり、なんとなくひとつは、ギャラリーさんかなー?な品は、再会した方に押し付けました(笑)。

そこで、恋に落ちる私!

新作《絶滅したパピー》に、落ちました。かわいい!

過去にないですね、好き好き、うるせー! 大興奮!

いや、かわいい。また、会期中、会いに行っちゃうかも! パピー! 好きだー!

贅沢な解説つきの鑑賞とパピーとの出会いで、かなりテンションが上がってしまい、クールダウンのつもりで、新美術館に行きました。

が、まず、二種類あるチケットが、猫バージョンでした。やばい!

ボナール、さほど好きじゃなく、それは、タッチが重いのと構図が小学生の絵画みたいだからなんですが、犬猫だらけのモフモフ天国! テンション下がるどころか、上がりっぱなしでした。大興奮2!

Wファイルは買うわ、猫イラスト茶は、買うわ、現金ロッカーじゃなきゃ(3000円だけ裸で持っていきました)布バックやコースターも買ってたかも?

やばい。犬猫、遺作のアーモンドの木、あと大きな庭がツボりまくりました。ボナール、たいして好きじゃないと思ってましたが、20代のころ気に入って持っていたポストカードが、ボナールのグラフィックと知り、いやはや、たまげたのなんの!

興奮したまま、易へ行き、今、燃え尽きています。いや、充実しました。もらったはいいけど、猫に小判だった品も、嫁に出せてよかった!  あとは、働け、私!

パピー、また会いに行けたら行くわ! 私がメロメロになったパピー、表参道ピンポイントギャラリーにいます!

ボナール、間違いなく、いい人! 小学生画風と思っていて、ごめんよう。

追記

やらかした一日らしく、好きになった絵のタイトルも間違えてました。

×絶滅したバビー

○絶滅したパピー

大変大変失礼しました。

が、薔薇は名前を変えても、芳しい香りに変わりはない。パピーのかわいさも、ジュリエットみたいなものよ!

パピー!

かわいいから、みなさま、見て!

角が、新国立劇場バレエ団の不思議の国のアリスの白うさぎみたいなんですよ! パピパピパピー!

ビジネスの規模

昨日は、ビジネスの規模について考える機会を得ました。

なんかもう、人が偉く見えます。実際、偉いのですが(笑)。

己を振り返ると、いやもう、考えることが小せええ、小せええ!
イヤんなるくらい。

でも、まあ、ここで比較が出来て、内省が出来て、軌道修正も出来そうなので、よしとしますか。

スケールを広げる、意識を高める。

おい、射手座まんまやん!!!

というわけで、章月、しっかり星の流れに乗ってますよ。自分で、びっくり!

ただ、気持ちが上へ上へと向かうと、足元がグラつくでしょ?
イカロスやパエトーンのように、憧れに身を焦がし、墜落するパターンもあります。

イカロスは、太陽に焦がれ、翼を蝋でつけ、近づこうとしますが、太陽の熱で溶けて墜落します。
パエトーンは、太陽神の馬車に憧れ、借りられたはよいのですが、制御出来ず、軌道から外れ、ゼウスの雷で墜落していきます。

でもなー、私は、イカロスやパエトーンを笑いたくないですよ。すごいね、頑張ったね。人が出来ないことをやったね。届かなかったけれど、近づいたねって。
愚かな!と突き放したり、バカにしたりしたくない。

焦がれながらも、何もせずに死ぬ、そんな生き方、どうなのさ?
もっとも、もう私の場合、10代、20代の若さと勢いはないため、「ん? 蝋が解けてきたぞ。やべー、ダメだ、地上に戻ろう」するでしょうし、「ああ、いいです、いいです。横に乗せてください。あるいは、止まっているときに、手綱持たせてください。わああ、すごーい」で終わっちゃう可能性もありますが。

むーん、だから、スケールが小せええってことなんですが。

さて、蠍座の木星も残すところ、あと少しです。
ある方から「星読みを教えて」と頼まれました。「あ、やりましょう」って気になりました。ただ、12星座にはコレがあってね、こういうシステムで、こうなって……みたいなのは、ちょっとつまんないよね。腐るほどあるし!

もっと、感覚的につかめるように、何か仕掛けを考えてみたいなって思います。

では、心にイカロスとパエトーンを。パエトーンは、ルーベンス展で会えますよ!

ムンク展

会期二日目、しかし、日曜日です。

スペイン国立バレエ団の前にするか、後にするか、迷い、後にしました。が、混んでるんですよ!

精養軒で時間調整し、16:20に入りましたが、まだダメ。さらっと流し、17:00近くにまた一階から見たら、なんとかまともに見れました。

若いね、お客様が。みんな、《叫び》で、来てますね。

いつだったか、川村美術館だった気がするんだけど(大間違い!)、ゆっくり見たときは、大変胸に響いたムンクも、わさわさ煽られると、稚拙な印象になり、「見た」だけ案件となりました。

陰鬱な作風だけに、《太陽》が、ぐっときましたが、対比でパッと目につくだけ、とグッズは、耐えました。実際、同じ光ならば、ターナーあたりの光が好みだし、死せる子みたいな絵のポストカード、昔買ったけど、使いどころがなくて持て余しているし、最近、締まり屋でございます。

あ、でも、この前の藤田嗣治さんの絵小皿は、ヘビロテで、毎日使ってます。お皿が安い感じなのがいいんだよね、ぽってりしているから、シャケの残りのせて、ラップして冷蔵庫へ、みたいな使い方が出来ます。毎日の食卓に、レオナール・フジタ、よくない?

ムンクは、ポケモンコラボ、カラムーチョコラボと、なかなかかわいかったんですが、ぐっと堪えました。いらない、いらない。ピンズ、ポケモンガチャ、品切れになっていて、知らない若者が「2日目だよね?」と驚いてました。

たぶん、怖い絵展と客層が一緒ね。叫ぶピカチュウのぬいぐるみは、たいそうかわいかったのですが、買ってどうする?で止まりました。

ムンク展でウケたのは、《クピトとプシュケー》で、あんな病んだクピトがいるかね?で、一人でクスクスしてました。やだ、あんな、クピトとプシュケー。

かくして、今秋、三大目玉のフェルメール、ルーベンス、ムンクと回りました。混まなければ、また感想は別かもですが、うーん、来年のクリムト、ハクスプルグに期待、みたいな。ビッグネームだけど、あまり残らなかったです。フェルメールは、ぼりすぎな気がしますしね、大阪、適正価格ですが、東京はなに?だし。ルーベンスは、変なのしか、記憶に残ってないです(笑)。参考出展だろう、刺さしてる少年の像とか、ラストのパンとか、三つの乳房とか。異形の神々。ムンクは、禍々しいクピトにプシュケー、アンテナがおかしいのかも?

上野、しばらくいいや。人に酔い、疲れました。

が、駅ナカに、お気に入りのお店を見つけたのと、高いけど、上野精養軒のゆったり感は、素晴らしいですね。あと、東京文化会館の穴場のトイレも、盗み聞きでキャッチしました。本当に空いていて、びっくりしました。休憩時間、同じテーブルに後から来た人が、連れに話していたのを漏れ聞いたのです。

文句言ってるわりには、満喫してるし、実りも多いですね。あはは。スペイン国立バレエ団は、Aプロ、フランシスコ・ベラスコ氏が、もう一度見たいです。あれが、一番響きました。ボレロは諦めたけど、メディアまた見たいなー。ま、段取り覚えているくらい見てるから、新作でいっか!? 当面、女性メインなさそうだしねー。いつかスペインで見てみたいです。

追記 2018.10.30

ムンク展、大間違いでした。西洋美術館2007年でしたよ。

ムンク展

2007年は、図録まで買ってました! すげーな、私!

太陽の秀作も来てたみたい。

川村美術館イメージは、なんだろー? なんかリトグラフとかみたのかな??

『ターナー 風景の詩』

東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の『ターナー 風景の詩うた』展をのぞいてきました。

真っ白な42階、きょうは、雨なのに、妙に混んでいました。

ターナー展、イイです! 久しぶりにときめきました。

胸が開く思いがしたのは、ストーンヘンジ! やっぱり、死ぬ前に見に行きたい! これじゃ、ターナーを旅行ガイドにしていた19世紀の人と変わりませんね(笑)。

あとは、挿絵シリーズ! なんという精緻さ! なんという可憐さ! もうただただうっとり、です。

虹に雷、入江に渓谷、遺跡、どれだけたくさんの旅をしたのでしょうか。ついでに、去年だか、一昨年だか来日したナポレオンの絵も見られたら、完璧でしたが!

雷を扱うのに、空を赤と青に塗り分けるとか、もう天才的色彩感覚の鋭さ、麗しさに、ときめきが止まりません。雷の絵、レプリカあったら、買ってたかも(笑)。

至福、眼福。

朝から勉強会でしたので、お腹が空きまして。あまりの美しさに、撮影しちゃいました。墨絵の限定たまごサンド! パンの耳は、別盛りでオリーブオイルつきで出てきました。ワイン飲みたくなるじゃないかあ! 我慢、我慢です。

どうです、この美しさ! 自らに課した禁を破るの、早すぎですが、ま、よし!(笑)

いまから、鍼に行ってきまーす!

とにかく、ターナー展、気になるなら、ぜひ! めっちゃツボりました。図録も買っちゃたくらい! おすすめです。

プーシキン美術館展

プーシキン美術館展

東京美術館プーシキン美術館展へ。

ずっと行きたくて、やっと行かれました。

期待通り、二階(実質一階)が良かったです。

ルイジ・ロワール《パリ環状鉄道の煙》、迫力満点!

蒸気機関車の煙でいっぱいのパリ、妙にリアルでした。

月曜の根回しに、かる粋にもチラリと。

久しぶりに、マギー先生のお名前をうかがいました。

本日は、おふろの王様、前世療法、ランチ、お茶、鍼、プーシキン美術館展、かる粋、頑張りました。明日、死ぬな、たぶん。

至福は、お風呂でした。鍼も良かったし、ちょっと挟んだ肉の大山も幸せでした。前世は、痛かったです(笑)。普通は、痛くありません、念のため!

で、日本文化は、ちゃんと伝えてほしい。かるちゃーやポップは、私は用事がないですね。私は雑な人間ですが、私のまわりは、ガチな人だらけです。私は、ガチな人、崩さない人を尊敬します。

占いもですが、いろんな層がありますね。

自分がどこに属するのか、なにをやり、なにをやらないのか、立ち位置をハッキリ、キッカリ線引きしたいと思いました。私は、正統でいたいです。緩めたら、ダメになるから。危うい、この国は。

静かで、穏やかな朝

信じられないほど、静かで穏やかな朝です。

黒猫さんは押し入れで、ジジは、仕事部屋のキャットタワーの上で寝ています。
猫が寝ていると、どうしてこんなに穏やかで、こちらまで眠くなるのでしょうね?

昨日、「今年の花粉は、去年の430倍らしいですよ」と聞きました。
どうも最近、室内に入るとリラックスするらしく、鼻水ズル子ちゃんになります。
見かねた方が教えてくださったのですが。

430倍って、もう意味がわかりません。まじかー?ですよね。

昨日は、お打ち合わせの流れで、セレブダイス占いを少しやってきたのですが、ある方に「スーパーセレブダイス占いだ」と言われ、カッコイイなと思いました。なんだか強そう。

美術館閉館後の取材の話を聞き、うらやましく、妬ましく……。
「それ、天皇陛下と同じ待遇ですよぉ」と申し上げたのですが。
もう何年前になるのでしょうか? 東博で「やけに早く帰れ帰れ言うなあ、こんなにせかされたっけ?」と思いながら、表の門のところまで歩いて行ったら、ガードマンが立っていて、「?」になり、そこへ車が入ってきて、中に陛下と皇后様がいらしたのです。
穏やかにお手ふりをなさりながら、博物館の中へ。ああ、だから、あんなに「お帰り下さい」だったんだ!!と納得しました。

おそらく、私の人生の中で、もっとも、お近くにいられた瞬間でしょう。

なんでしょうねえ、あの存在感、空気感、特別感。
何年たっても、昨日のことのように、は、ちょっと盛り過ぎですが、一昨年くらいの出来事のように感じます。逆にわかりにくいね、一昨年の出来事。

祖父母の家には、陛下の写真が飾ってありました。昭和天皇でしたが。
そういう時代も、遠くなった今でも、私にとっては、特別なのだと思いました。これはもう人それぞれで、どれが正しい、何が正解ってことはないと思うのですが。

この前、易の教室で、「ああ、これ、天皇陛下のような存在感ということかもしれない」と感じた瞬間がありました。

柔軟、すべてを受け入れる、でも、親しさではなく、慈しみ。
プライドではなく、スピリット、また、意味がわかんないけれど。
凛、柔、剛、不思議なバランス、一体感。

器なんですよね。特別な器。帝という器。
時代が変わって、役割が変化して、でも、この国の根底にあって。

陛下と同じ待遇で美術館に行かれた方から、「国立美術館の常設にいい積み藁の絵が出ているんですよ。借り物で期間限定らしいですが」とも、うかがいました。
常設まで回るとヘトヘトになるので、もったいないと思いながらパスしてしまったのですが、
どこかで行けたら行きたいなあと思います。

ああ、でも、もっといいのは、監視なしで美術館を歩き回ることかもですねー。
うーむ、それ、学芸員になるしかないじゃん!!!
ハッ! 自分でコレクションするほどの大金持ちになるつーのはどうでしょうね?
志は高く!!!

世の中には、「感動」で実行しちゃう人もいらっしゃいますから。
今、新美術館でかかっているピュールレコレクションもそうだし、松江にあったルイス・C・ティファニー美術館もそうでしたよね。庭園美術館の「ルイス・C・ティファニー展」を見て感動し、ほぼ買い取り、コレクションを完成させ、美術館を作っちゃう人が日本にいるのだから驚きですよ!

同じ美術展を見て、うっとりしているだけの私とは、志が違います(財力とは言うまい)。

死ぬまでに、もう一度、<鹿の窓>を眺めたいなあ。いつかまた、一般公開していただけますように。
あるいは、オーナーさんと仲良くなって、「特別だよ」してもらえますように。お祈り。

 

 

 

ブリューゲル&プラド美術館展

午前中に、鑑定を一件。強運なお客様で、これからが楽しみです。

お蕎麦と天丼のセットをがっつり食べ、上野へ。

ブリューゲル展とプラド美術館へ。

ブリューゲルは、四大元素の絵をじっくり眺めました。

プラド美術館展は、大型の絵がたくさん来ていて、混んでいたブリューゲルのイライラは、消えました。が、プラド美術館展に弱い私にしては珍しく、なにも買いませんでした。うちには、歴代プラド美術館の図録があるのに!

かわりに、ミュージアムショップで、美術本を二冊買いました。軽く一万いき、びびりました(笑)。

「色絵 Japan CUTE ! 」&宝塚花組「ポーの一族」

きょうは、宝塚。あまりに久しぶりで、いろいろ緊張しました。

まず、アナウンスで拍手入れるの?

いつから? 知らない文化だわ!

ポーの一族なのに、なんでドット柄なんだろー?と思っていたら、薔薇でした。びっくりしました。自分の目の悪さに!

もう見ながら、萩尾望都先生のお顔しか浮かびませんでした。小学館さんのパーティーで、遠くから拝顔する機会はあるのです。

これから見るみなさま! 原作で、見ようとしているみなさま!

予習、復習すんな! 朧げな記憶のまま、行くのです! で、帰宅してから、読み直すのです。逆はダメ、私みたいに、ため息で声が出ちゃいます。

ジブリ版ゲオ戦記です。ネタバレになるやもしれないので、色を落としておきます。カーソルで見てください。スマホの方は、コピペで貼るとお読みいただけますが、たいしたことは書いてないので、頑張らなくても大丈夫です(笑)。

一応、配慮させてくださいね。

んー、でも、生徒さんのせいじゃないな。台本の問題!ギムナジウムは、アメリカンスクールじゃねえよ! なんで戒律なしなんだよ?

バンパネラは、霧や夜の仲間だよ!

いまどき、かなり世の中が作品世界に近づいたはずなのに! そもそも、ポーの一族は、歌わないだろー! ポーの一族♪には、気を失いそうになりました!

なんとか生還。

帰宅してから、「だよね?」が正解。時系列の整理は、よく出来ていました。
が、なんかね、大事な部分が変換されてる気がしましたよ。いろんな意味で、ね。
怖いものみたさで、天河も行くよ! 行くよ!
ポー、原作目当てなら、予習復習禁止! 約束ね!

久しぶりの出光美術館は、よかったです。かわいい、かわいい!
まんまとカワイイしか言ってません。おひとり様なのに!
手炙り、能の角皿、タマネギ花瓶が欲しいです。
ケンタウロスも、可愛かったです。

 

 

 

 

美術館のコト

毎晩、夢を見ています。とにかく、大量の。
リアルな情報、刺激が多すぎて、うまく消化出来ていないようです。

で、どうも、占いの夢を見ている気がしますね。
しばしば、目覚めた瞬間に「よし、つかんだ!」みたいなことが起こっています。
「よし、わかった」みたいな。

いや、起きても、別に何もわかっていないのですが。

今まで知らなかった世界を人から聞かせてもらったり、
ずっとごぶさたしていた美術展を見たり、
同時進行で、いろいろな占いについて考えたりするうちに、脳がパンクしているようです。

年末は、美術展の主流が日本画になっていて。
私、日本画アンテナ、寺アンテナは搭載されていないので。まったく食指が動かず。

2月に入って、やっと「お、見てみたい」と思える美術展が続いたので、ウキウキ行っています。

茉莉花先生から「三菱一号館の年パスのシステムが変わったよ」って教えていただいのですが、
これは、ルドン次第だなあって思っておりました。
で、ルドン、非常に貴重な展示だとは思うのですが、同じ美術館で過去に見せてもらった別の企画展の方が好みなんですよね。今回、見たいのは、一枚だけ。でも、それを見ていると、亡くなったおばさまを思い出すので、喪失の記憶とつながってしまい、今はもういい感じ。

オープン直後の年パスは、本当によくてバーン=ジョーンズを堪能させてもらえ、嬉しかったのですが、その後値上げ、企画展の方向性と私の好みのズレなどがあり、「見たいものを見れればいいや」くらいになりました。また、年パス所持者限定のイベントの客扱いが雑過ぎて、「なんだ、コレ?」だったのも大きかったですねえ。あれは、本当にガッカリしました。

一時期は、美術の背景を知りたいと思い、ギャラリートーク的なものにも参加していましたが、求めれば求めるほど、遠くなっていく気がして。結局は美大で系統立てて、しっかり学ばないとどうにもならないと気づいてしまって。断片的な知識を入れても、つなげる手段がないのです。

ならば、感覚的に見た方がいいのかなーと。ラクに流れています。
何事も正当なルートに乗れないならば、ガツガツしないほうがいいのね。なんか変な国ね、日本って。
すっかり、ゆるくなり、アプローチも変わってしまいました。大人になってから生まれた好奇心、向上心の受け皿がないんですよね。大学の在り方、いい加減変えればいいのにねー。

さて、話を戻しまして。
また、年パスのシステムが変わったということは、私同様に離れた人が多かったのでしょうね。おそらく、最初はサービスしすぎ、で、値上げしてみたら、今度はユーザーのうまみが減り……、これ、落としどころが難しいのでしょうね。
で、この手のものは、一度離れたら、よほどのことがない限り、興味すら持てなくなりますもんね。教えてくれる人がいない限り、「でも、アレ、使いにくいから」ってインプットされちゃいます。

ここ十年くらいは美術鑑賞ブームですが、ちょっと扱いにくい人気なんだと感じます。日中はお時間があり割引がきく老年層にジャックされ、夜間開放はニーズはあっても思うほどには採算が取れず、結局、現役で働く層は、土日に集中することになり、「美術館はいつも混んでいる」になりますもんね。
主催の関係で招待券も出さないといけないでしょうし、何をどうしたら採算が取れるのか、主催側も鑑賞側も気持ちよく楽しめるのか、素人にはまったくわかりません。

私は美術鑑賞は、基本的に自腹を切る主義ですが、一般から見たら、値段設定はやはり高いですよねー。当日券1600円とか、1800円とか。かといって、これが500円や1000円になれば、来るのかといえば、そうではないでしょうしねー。ねー?
個人的に謎なのは、前売りの値段設定で、なぜ事前に買うと安くなるのかがさっぱりわかりません。
当日、フラッと見るのと、前もって行く段取りをつけると、何が違うのさ???「来る気があるなら、安くしとくよー?」なのかなー???
これは、いつもよくわからないなーって思っていますよ。均一でよくない?
美術館に限らず、芝居も映画も。

美術鑑賞の敵は、とにかく、混雑なので。
絶対に混みそうなやつは、会期早めに行く、夜間公開がある日の一般枠の時間の終わりにかけていくとか、いろいろ工夫しているのですけれど。
ああ、あと、イヤホンガイド! あれ、イヤホンが本当に邪魔なんですよね。重いし、うまく頭にフィットしません。
で、イチイチ立ち止まったりしないといけないから、基本は借りません。
もう一段階進化してくれたらいいのになー。
歌舞伎のイヤホンガイドくらい、「お、これは借りないとわからなかったぞ」な内容ならば、
いいのになー。情報が薄い時も多いしなー。タレントなんて使わなくていいから、内容を濃くして、聞かないともったいない!のレベルまで引き上げてくれればいいのにとよく思います。

この前、Twitterで「なぜ、美術展でコートを預けないのか。なぜ、カバンを持って入るのか。私たちは邸宅に招待された客なのに」みたいなよくわからない啓蒙つぶやきがあって、気持ちはわからないではないけれど、昨今の事情もあるんじゃないの?って思いました。

作品保護のために、とにかく、会場が寒いんですよ。
だから、ブランケット貸し出しがある美術館は、安心してコートを預けられますけれど、そうじゃない美術館は、着ていたほうが安全、となります。
美術館の広さもありますよね。たとえば、bunkamuraのザミュージアム程度ならば、「寒いなー」ですぐに取りに戻れます。作品と同じスペースの中にロッカーがありますから。でも、国立新美術館や西洋美術館では、もぎりの前に脱がないといけませんから、そこは、賭けになります。ロッカーと鑑賞ゾーンが遠いんですよね。
うかつに預けて寒さを耐えるよりも、暑かったら脱ぐ、を選ぶ感じになりますよねー。自衛よねー?

荷物に関しては、キャリーバックとか、大きすぎる荷物は、ロッカーを使うべきだと思いますが、コートを預けない選択をしたら、荷物だけ入れる、はないですよねー。
あと、物販の関係もありますよねー。物販で一銭も使わないなら、バッグ預けて手ぶらがいいと思いますが、お財布だけ持ってフラフラ歩くなんて、お昼休みのOLじゃないんだから、ないですよね。

というわけで、コートを脱がないのではなく、脱げないのです。
荷物は、物販のシステムにも問題があると私は思うのです。たいてい、一方通行になっていますから。
たまに思うんですよねー。「お財布、ロッカーに入れてきちゃって。でも、買いたいから、再入場させてもらっていい?」って聞いたらどうなんだろう?って。とはいえ、物販が一方通行(作品鑑賞ゾーンの続きにあり、出口しかない)と知っているのに、んな迷惑をかけて係りの人を試したくないので、素直にお金を持っていきます。

私にとって理想の美術館は、

1.こちらが工夫し、合わせれば、空いている時間があること(人数制限かけてくれるなら、プラスでお金払ってもいいくらい!)
2.ロッカーが使いやすい事(ロッカー近くに荷物整理用のスペースがないとか、本当に思いやりがなくて大嫌い)
3.ロッカーと作品スペースの行き来が自由であること

あたりになるでしょうか?

世間でいいといわれている美術館でも、「ロッカーまわりが最悪」、「係員の選民意識がひどい」、「人の生理を無視した鑑賞配列」で行かないもあります。さーて、どこだ?

ま、好きなものを好きなように見ればいいんですよねー。

とりあえず、今月は「ああ、ぜいたく!」をたくさん味わえて、幸せです。ありがとうございます、企画者のみなさま。

 

 

 

ルドン-秘密の花園展

ルドン

小泉茉莉花先生からいただいたチケットで、三菱一号館美術館へ。

花も蝶も舞いますが、死の匂いがします。

2012年、同じ美術館で開催された「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」展で見た一枚が、かかっていて、嬉しかったです。

この一枚、初見で泣きました。意味もわからず、ポロポロ涙がこぼれて。

ルドンが親しい友人のために描いたシリーズ。亡くなった友人を思い、生み出した作品ですが、なぜ、悲しいのかよくわからなかったのです。

帰宅後、謎は解けました。恩人の訃報が届いたのです。あれは、喪失の予感でした。あれは、恩人のサインでした。

なんてことのない一枚は、深い部分に響きました。

だから、きょうは、すべてに死の匂いを感じました。蝶や花が舞っても、どこか黄泉の世界に誘われるのです。また、わざと、無邪気な風景画などは、外してますね。

グラン・ブーケお披露目の際に知ったエピソード、グラン・ブーケは、一室の装飾の一部というふれこみが、今回、ほぼほぼ、俯瞰して見ることが出来ます。購入時から根回しされ、ようやく実現したのでしょう。貴重な展示です。

が、私にとって大事なのは、黒の時代の一枚なんですが。

夢を叶える力、実行力に感服します。

再会できて、嬉しかったです。 ポストカードにしてくまさり、ありがとうございます。

そして!

今回、夢見る世紀末展は、初日に行ったと判明しました。なぜ、わかったかって?

恩人の命日だからです。

ルドンは、ちょっと特別な画家です。