きょうは、結石粉砕手術後の初外来でした。
「ステント、抜けるかな?」と淡い期待で病院へ行きました。
「まだ、腎臓に小さく残ってますね。でも、大丈夫でしょう」で、するっとステントを抜いていただきました。ちょうど、一月前、ステントが入らなくてたいへんだったときに、ついてくださった看護師さんに再会できました。
「あのとき、入らなくて、足に(カテーテルを)つけたのよね」
「うわあ、あのときの! お騒がせしました」
ステントが入らなくて、痛くて痛くて。
代用の造影剤用のチューブも気楽に詰まり、入院6日間は地獄でした。先生も印象深いらしく、「また、何かあるといけないから、ステントを取る前にレントゲンを撮りましょう」とおっしゃいます。
すみません、手間のかかる患者で。
経過は順調で、難なく外れ、「ステント、見ます?」で、見せていただきました。
30、40センチの細い緑色のチューブで、両サイドは、くるんと丸まっていました。
「体内でまるまるんですよ」
「あー! ダブルJ」
看護師さんはおかしそうに笑います。
「そうそう、ダブルJ」
ステント、考えた人、すごいなあ。よく体内に引っ掛けるなんて考えますよね。
これで腎盂炎などにならずに済みました。
代用の造影用チューブが違和感ありまくりだったため、正式なステントには、わりと簡単に馴染みました。一晩くらいはダメでしたが。だから、外されても、別に変わりなく、「あれ? もうないんだよね?」みたいな感じです。ただ、頻尿が治ったのがありがたかったです。
おそらく、ステントを入れたり、外したり、衝撃波による粉砕手術も、基本はそれほど辛くはないんですよ。ただ、石の位置や体調により、耐えられないケースもあるんだと思います。造影用のチューブの据え置きは、かなり厳しかったです。安静第一だし、気楽に詰まるしね。
今回、おまけで「先生、私の左の腎臓は、本当に機能しないんですか?」とうかがったところ、「んー? 動いてますよ。あのとき、カテーテル、2本あって、両方、出てたでしょ?」
あー!
だから、分かれていたんですね。やっと理解しました。
「本当にダメになると、もっとペラペラになるから」
ん? ということは、まだ左にも、石が出来る可能性があるってことですね? うむ、痛し痒し。
おかげさまで、2月7日の結石発覚から、47日でやっと健康体に戻れました。チビ石つきですが。長かったですね〜。間に魚座さんのお誕生会とかありました。ふくらはぎがつりまくり、病院もハシゴしましたっけ。なんだか悪い夢みたいですよ。
まだ、ベッドのわきに、2月7日に投げ捨てた雅楽の演奏会のパンフレットがあります。片付けないと(笑)。
少しずつ、日常に戻して参ります。
ご心配かけて、申し訳ありませんでした。
みなさまも、くれぐれも、ご自愛くださいませ。
おかげさまでございます。