遠方在住の旧友は、久しぶりの日本なので、やりたいことが満載でリクエストがコロコロ変わります。
最初に「中国鍼をやらない?」で「やる」だったので、関内に宿を取ったのに、「やらなくていいや」になり、「やっぱり、やる」になり……。
結局、昨日、「明日の朝イチで」で予約を取りました。ずっと風邪が治らないので、鼻鍼がつらく感じます。匂いはまた、わからなくなっています。ま、気長に、ね。
宿は、カラオケ屋さんのパセラのホテル。
パセラといえば?
そう、ハニートースト! 女子会特典でついてきました。まあ、女子会って言っても、2人しかいませんがな。
しかも、もう若くないから、食べ切れません。女子の名を返上すべきでしょうか? まあ、いいか。
部屋もかなり狭いです。が、アメニティは、すごく頑張っていらっしゃいます。
20代のカップルやビジネス仕様のシングルユーズには、最高じゃないでしょうか?
レンタルサイクルも無料、さらに、チェックアウト後も借りることが出来ます。すごーい!
友人は、観光モードなので。
定番コースを回りました。たまたま、赤レンガ倉庫でやっていた食育のイベントで大手食品メーカーさんから
試供品をいただきましたが、エバラさんがとにかく太っ腹で素晴らしかったです。
いただいたのは、こちら。
エバラ食品工業株式会社さんの「プチッと鍋 ちゃんこ鍋」。
日本製粉株式会社さんの「アマニ油」。
江崎グリコ株式会社さんの「グリコ ごちうま コチジャン炒めのもと」。
キッコーマン株式会社さんの「焼肉のたれ W Rich 中辛」
エスビー食品株式会社さんの「オリジナルパクチーミックス」。こちらは、自分で詰めて作ります。スパイス調合体験!
日本製粉さんのお姉さんにうかがったところ、一般向けには珍しいそうです。
スーパーなどの小売り店さんでは、こういう企画はよくあるんですって。確かにそうですよねえ。
他にも、午後の紅茶とか、スゴいダイズとか、UCCコーヒーとか、甘酒とか、試飲させていただいたのですが、
お土産として手元にないため、社名まではわからず。
ただ、「甘酒は熱中症対策にいいんですよ」に対して、「コーヒーにハチミツとミルクで、熱中症に」みたいな
なぜか隣り合って熱中症の戦いになっていたりするのが面白かったです。
で、甘酒には、レモンとか、ココアとか入れるんですって。
へええ(聞いたことをそのまま書く女)。
あと、午後2時くらいで品切れもあって、エバラさんの太っ腹ぶりというか、大盤振る舞いぶりが際立ちます(笑)。
私の中で企業イメージ、急上昇です。お鍋にポンッ。もう一回書いておきましょう(ささやかな宣伝のつもり)。
でも、品切れ企業さんの「もうサンプルないけど、うちの商品見かけたら、かわいがってくださいね」はかわいくて。
どうかわいがるのか、類似メーカーと見分けがつくかどうか、ちょっと謎は残しつつ、でも、好感を持ちました。
ランチは、中華街でした。
「美味しい焼きそばがあるって言っていたよね?」と友人に言われて、それは、萬来亭のことなのですが、あいにく休みでした。
「うん。でも、定休日みたい」、「えー、そうなの? 私、柔らかいあんかけ焼きそばが食べたいんだけど」という無理難題をつきつけられ、
大変弱りました。「ごめん、柔らかい焼きそばはわかんない」と言ったのに、「中華屋さんに普通にあるやつだよ?」と食い下がれました。
と、言われましても。
柔らかい焼きそばって、あんまり見かけない気がします。萬来亭も、別に柔らかいあんかけ焼きそばじゃないしねえ。
梅蘭に関しては、50回くらい勧めましたし、ネットで「中華街 おいしい あんかけ焼きそば」で検索して、画面見せたりしたのですが、
それも、「ふーん」で流されました。むーん。
「サンプルでも出てたじゃない?」と言われ、「じゃあ、見つけたら、言って。そこでいいから」と頼みました。
が、お店の当たり外れもあるので、
「そこそこ、おいしいやつを食べたいなら、昨日行った萬珍樓とか、聘珍樓みたいな高級店がいいと思うよ。
堅焼きそばなら、梅蘭が有名。ただ、柔らかくはないし、アラカルトは、チャレンジメニューだね」と
体験を踏まえつつ、提案したのですが、これまた、微妙な顔をされました。
萬珍樓は間違いがないのですが、昨日食べちゃたので。
聘珍樓では、「うちのあんかけ焼きそばは、柔らかい……というより、油でカリッとさせていて」みたいに言われてしまい(なぜか私が聞きに行くハメに……)、
結局、サンプルで選び、一楽へ。
このやりとりで、かなりすり減った私は、すっかり焼きそばがイヤになり、酢豚をいただきました。
柔らかいあんかけ焼きそば、中華街で逆に難しいような? 私が常食にしてないせいかしら? 硬いあんかけ焼きそばは、いくらか浮かびますが、柔らかいのは、「ごめん、まったく、どこにあるのか、わからない」でした。
でも、これ、中華街の達人も、困る難問リクエストな気がしますよ。
つーか、おいしいものを食べたいなら、全部任せてくださいよ!!!
中華街に2日続けてくるなら、それなりに下調べして、組み立てますから!
ピンポイントで日本ナイズされたメニューを言われても、本当に困るから!
道歩きながら、「ココは牛バラご飯がおいしいよ」、「ココは、焼売が有名」とか教えているんだから、その中から選んでよぉぉぉ。
中華街は、お店の名物をメインに組み立てるグルメだと思うんですよー。
中華街、私のわかっている範囲ではいくらでも案内しますが。
期待と違っても、お店の中でイチイチ文句言わないで欲しいんですよ。
味覚って、すごく個人差あるでしょう?
万人にオイシイなんて、それこそ、一流店だと思うんですよね。
通常の何倍か、お金を出さないと!
安くておいしいを探したいなら、自分の足が基本。
あ、こんな感じで書くと、一楽に関わってしまいますが、おいしい酢豚でした。
地元の方に愛されているお店でした。常連さん一人客がいっぱいでした。
焼きそばはわからないです。意地になって食べなかったので(笑)。
もののついでに書けば、中華街でご飯食べながら、「地元のお店のほうがおいしい」とか
「どこそこの料理がどーで、あーで」は、本当にどうでもいいクソ情報です。
一応、ニコニコ聞いていますが、私、「じゃあ、いますぐ、帰れよ」って思っていますからね!
それ、私と食べるときは、禁句ですよ(なんの警告?)。
目の前にあるものの中から選ぶしかないんだから、郷に入ったら郷に従いましょうよ。
お店出てからなら、いくらでも「地元の中華料理屋自慢」聞きますし、
「いいですねえ」って相槌打ちますから、せめて店員さんの耳のあるところでは、
「おいしいねえ」って言っておきましょうよ。
口に合わなければ、「独創的だね」とか適当にごまかしてください。
だまってもいいから! 余計なこと言わないで!!!
ホント、お願いしますよ。
それ、人間としてのマナーですからね!!! 日本の美徳ですよ!
さ、猫に怒られに帰りま~す。