日々のこと

章月綾乃の日々のこと。

ブログ一覧

38.7→35.0

ゆうべから今朝にかけての体温の変化です。

知恵熱を出したわけですが、問題は下がったときの体温です。
なんですか、この35.0という数字は!!!

完全な低体温です。測りなおしても、これ以上上がりませんでした。

実はコレ、子供のころからでした。
予防注射の日って、朝体温を測るでしょう?
調子悪いなあって思って、体温計を見ると、36.0度なわけです。
毎日測る習慣なんてないんですから、親に「平熱じゃない!」って怒られ、
「だるいなー」で、チクンと注射されて、まあ、何事もなく終わったのですが。
小学生のころの感覚は正したかったわけです。
36.0度は、私にとって、微熱なわけですよ。

熱は下がったのですが、用心して少し横になっていたのですが、
眠くないから寝れないわけです。で、スマホでぼんやり低体温を調べたところ、
「35度台が一番ガン細胞が活性化する」という記述に突き当たりました。

これは、いけません。
今週は、締切がキツいので、仕事だけするつもりですが、来週から
低体温克服ライフに切り替えましょう!

しかし、24時間以内に3度以上も変化しますとね、妙に疲れるわけですよ。
だましだまし、仕事して、適当に休んで治そうと思います。
ただ、面白いのは、7度前後の微熱よりも、8度超えのほうが楽だということ。
これは、どういうことなのでしょう?

風邪は、ひきやすいほうですし、しょっちゅう発熱もしております。
でも、調整だと思って、あまり気にしていません。
仕事の駆け出しのころは、ひとつ締め切りを終えると、発熱しておりました。
最近は、そこまでナイーブではないですが。
OLやっている友達に「体がおかしいんじゃない?」と言われ、医師の
診断も受けたのですが、「緊張からくる発熱」みたいな見解でしたね。
自律神経には、関係があるみたいですが。
そうそう、低体温は、鬱にもつながりやすいんですって。

体調で、考え方が変わるってことは、ありますよね。
妙に昔のことが気になったり、つまらないことでイライラしたりしていたら、
今回は熱が出ました。ああ、疲れていたのかーとやっと気づきました。

たぶん、美術展ラッシュのせいですね。詰め込みすぎて倒れたのだと思います。
ホント、しょうもないです。

さて、調子がいいうちに、少し仕事をしたいと思います。
みなさまも、楽しい水曜日をお過ごしください。そして、季節の変わり目、
ご自愛くださいね。

時間の魔法

週末、「ああ、もう飽和状態なのだ」と痛感する出来事がありました。

人の言葉をうのみにしていて、それを自分で検証していないのです。
幸い、別に実害はなく終わったのですが、このままでは、間違いも
そのまま、外に出してしまう危険な状態です。
検閲機能が働いていないわけです。

ですので、ちょっとペースダウンをして、調整をしましょう。

あるとき、気づいたのですが、ゆっくりしたほうが時間は増えるんですよね。
「時間がなーい!」と思って焦ると、絶対に時間が足らなくなります。
反面、「大丈夫、間に合う」と信じると、なぜか間に合うわけです。
これ、すごく不思議だと思いませんか?
あ、思いませんかって、私が思っているだけでした。失礼、失礼。

「間に合う」
「大丈夫」
「最良のタイミングでくる」

たぶん、この辺の意識ですね。気持ちをそこに引き上げていくと、
現実もそっちに向かっていきます。

ただいま、かなりハードスケジュールで文庫サイズの本を
書かせていただいているのですが、これもきっと間に合うのです。
時間の魔法をかければ!

忙しい月曜日だからこそ! 時間の魔法をかけて。
私たちみんな、本当は、時間の魔法使いなのです。

 

image

海

海な一日でした。

image

こちらは、おまけ。帰り道で見た花畑。キレイでした!

「もののあわれ」と日本の美

サントリー美術館へ行ってきました。
お目当ては、「もののあわれ」と日本の美という美術展です。
え、また?

そう思われるのも、無理はありません。
数えてみましたよ。私も!

新国立「貴婦人と一角獣」
芸大「夏目漱石の美術世界展」
三井「河鍋暁斎の能・狂言画展」
出光「源氏絵と伊勢絵 描かれた恋物語」展
大倉「大倉コレクションの精華Ⅰ」
三菱一号「クラーク・コレクション」
東博「大神社展 後期」
山種「百花繚乱」
ザ・ミュージアム「アントニオ・ロペス」
江戸博「江戸絵画の奇跡」
弥生「魔性の女」
サントリー「もののあわれ」と日本の美

たぶん、頭がおかしいのです。
なぜ、一ヶ月もしないうちに、12本も美術展を
見ているのでしょう。
どこの美術関係者でしょう?

さておき。
もののあわれ展、よかったです。
つい最近、見た岩佐又兵衛の野々宮の源氏があったのには、
ちょっと笑ってしまいましたが。
出光での公開が終わって、サントリーに出たようです。
これでは、源氏の追っかけです。

日本人でよかったなあと思える美術展でした。
特に、月のコーナーが美しいったら!

個人的には、鈴木基一の「四季歌意図巻」が響きました。
美しい!!!
京都の細見美術館の所蔵品だそうなので、
いつか四季バージョンすべてを拝見したいと思います。

日本美術は、さっぱりわからないのですが、さすがに
9軒も見て回りますと……。
わからないなりに、わかってくるというか。
いやー、もののあわれ、楽しかったです。素敵でした!

 

「江戸絵画の奇跡展」へ。

image

アート攻めです。こんなにフラフラで、仕事は大丈夫なのでしょうか?
誰もがナゾに思うところですが、本人が一番強く感じております。
「あなた、だいじょうぶ?」

まあ、行っちゃったものは仕方がない。江戸東京博物館、両国です。

江戸博 image

暑いけれど、風が心地よいです。

今、かかっているのは、ファインバーグ・コレクション
「江戸絵画の奇跡展」です。
ファインバーグ夫妻は、1970年代からコレクションを始めたそうです。
わずか40年ちょっとで、今回400点もの日本絵画をお里帰りさせるほど
集めてしまったわけです。
すごいですよね。今回公開されているのが、400点。もちろん、
もっとお持ちでしょう?
「これは、ちょっと貸せないわ」のお宝も絶対にあるでしょう。
それは、どんな絵なのかしら? お話だけでも、聞いてみたい
気がしますね(見せてとは言わない奥ゆかしさ?)。

ご挨拶文に、「私たちにはわずかなお金しかなく」とありましたが、
これは、本当にわずかなお金で、一大コレクションになるまで
稼ぎましたという意味なのか、ただの謙遜なのか、どちらなのでしょうね?
でも、いずれにしても、日本人以上に、日本文化、絵画を愛してくださって、
素晴らしいことだと思います。

平日昼ですが、わりとお客さんは入っていました。
美術展に行くたびに細かくアラ探しをして文句を言っている気もしますが、
きょうは違いますよ!
だって、すごく素敵なご夫妻がいらしたのです。

旦那様が車いすに乗っていらっしゃいました。
奥様が押していて、その動きが非常に遠慮深く、他の人の邪魔にならないように
気を使って動いているのがわかるのです。
「あれは、酒井抱一の12ヵ月の掛物だけど、あなた見る?」
奥様がおっしゃいます。
「見てみようか」

ニュアンスが伝わるでしょうか?

別の絵の前では、旦那様が「これは、素晴らしいね」とおっしゃいます。
奥様が「そうね」とお答えになって。

空気感が素晴らしくて、優しくて、なんだかずっとくっついて
お話を聞いていたい気がしましたが、それでは、ストーカーです(笑)。
非常に、優しい気持ちになれました。

きょうは、もうひとつ、発見もありまして。
えっと、江戸の絵って、元気ですね!

終盤、歌川豊春「遊女と禿図」がありまして。
禿を連れた遊女の立ち姿なのですが、
粋で美しいわけです。
で、この絵に加えられている賛が効いています。
「鬼の名と きけとうつくし 百合の花
外面似菩薩
内心如夜叉」
なに、平成の世まで、美女の悪口を伝えているのやら。
もうおかしくて、おかしくて。

日本人コレクターのご厚意で再会したという
伊藤若冲の「菊図」も、印象深いです。
おそらく、3枚の連作の菊の絵。
日本人コレクターは、中央をお持ちです。
で、素人目にも、状態が違います。
制作時期は同じでしょうから、保存条件とか、
まあ、いろいろあるのでしょう。
作品鑑賞というよりも、現実的なことを考えてしまいました。

ともかく、江戸は元気! イキがいいです。

美術館の外に出たら、こんな風に光が差していました。

image 美しい季節ですね。