日々のこと

章月綾乃の日々のこと。

ブログ一覧

2013夏至

神宮館さんの暦によりますと、本日14時04分、
夏至となります。

夏至と言えば、昔、雑誌『マイバースデイ』で読んだ気がする
コレを思い出します。

「夏至の日に、仲良しのお友達と一緒にお茶を飲んだり、お菓子を食べたりして。
冬至の日に、その子と贈り物をし合えば、友情は永遠に続くわ」

えっと、細かいところは、今、適当に作りました。
でも、だいたい、こんな感じ。
小学校のころに読んだのですが、未だに忘れられません。
なんとなーく、エミール・シェラザード先生のおまじないのように
感じます。

エミール先生のおまじないには、夢がたくさんあふれていて。
でも、小学生の私には、非常にハードルが高いものでした。
だって、「魚座のお守りは、バレエシューズのマスコット」みたいな
世界なんですよ。
今でこそ、バレエシューズのマスコット、国立新劇場やBunkamuraに
行けば売っています。ずいぶん、ピンポイントで来たでしょ?
だって、見つけた時、「ああ! ココに!」って思ったんですもの。
でも、私が子供のころには、そんなもの、どこにあるの?の世界でした。

おまじないのアイテムも、大変でした。
シナモンスティック、クローブの実……。
現代は、メジャーです。スーパーに行けばあります。が、当時は、
ナニソレ? ソレ、ナニ?の世界です。

そういう夢がいっぱい詰まっている雑誌でした。
『マイバースディ』は!

近年、幸運にも、エミール先生にお目にかかれる機会にも恵まれたのですが、
まだ、先生にうかがえていません。
「先生、昭和のあのころ、バレエシューズのマスコットは、
ちょっと無茶ぶりだったのでは?」
あああ、エレガントな先生に、とてもそんな下世話な質問は投げかけられません!!!
きっと、うかがえないまま、一生を終える気がいたします。
おそらく、「自分で作るの。それが、願いをかなえるために大事ですよ」と
おっしゃる気がいたしますしね。

そして、夏至と冬至の「永遠の友情のおまじない」も、未だにやれずにおります。
ずっと、気になっているのですけれど。
お茶を飲んだり、お菓子を食べたりは、もしかしたら、ティーパーティーかも
しれません。

ティーパーティーも、バレエシューズ同様に、小学生には、ハードルが高いものでした。
今なら、やろうと思えば、ちょちょちょっと出来ますけれど。
余談ですが、リッツパーティーにも憧れておりますが、未だ、呼ばれたことがないし、
開催も出来ずに終わっております。あ、脱線しました。戻します。

また、夏至といえば、シェイクスピアの「夏の世の夢」も思い出します。
いたずらな妖精パックは、今宵、大活躍でしょうか?
私の中では、パックは、永遠にリンゼイ・ケンプ氏です。
遠い昔、舞台いっぱいに飛び跳ねるイギリスの妖精たちに魅せられました。
何年経っても、何十年(!)経っても、忘れられない舞台を見られて、
本当に幸せだと思います。

では、おしゃべりはこれくらいにして。
美しい夏の到来を心待ちに致しましょう。

お土産いろいろ

IMG_0297 1905038419_187

昨日は、打ち合わせの後で、お世話になっている白金台のレストランに
うかがいました。オーナーのお誕生日だったのです。

写真は、お花の先生が活けたお誕生日花。
そして、イスラエルの紅白ウサギです。
お友達たちのオーナーへのプレゼントでした。

私も、お土産をいただきました。

IMG_1439

イスラエルの石鹸、お茶、そして、バリの石鹸です。

IMG_2875IMG_4450

中は、こんな感じ。

ひさしぶりに優雅な気持ちになりました。

さて、きょうから、ちょいとお仕事が戦争です。
梅雨でお天気がハッキリしませんが、
みなさま、ご機嫌よく、お過ごしくださいね。
私も、戦ってまいります! おー!

「仏像半島ー房総の美しき仏たち」

千葉市立美術館で、日曜日まで開催されていた企画展です。
最終日に、駆け込みました。
千葉県内にある仏像が、大集結です。

 

 

 

仏像のポーズ、特に、四天王像などは、面白いですよね。
よく見ると、ものすごく工夫されていて、バリエーションに
富んでいます。それなのに、威厳を損なわない!!!
これは、すごいことです。

平安から、徐々に時代が現代に近づいていきます。
8階から見て、7階に移動すると、そこは、鎌倉時代で、
いきなり華やかになりました。
絢爛豪華というのとは、違うのですが。
時代が、人の意識が変わったと実感できました。

飛鳥、白鳳、天平、平安と、段階を追って変化していき、
鎌倉、室町へとつながっていきます。
誰が権力を持ち、何が正しいとされたかで、仏像のあり方も
また変わっていったのでしょう。

鎌倉時代の釈迦涅槃像もありました。珍しい気がします。
波の伊八の彫刻も、間近で眺められます。

最後に飾ってあった毛はたきみたいなやつ
(きっと、正しいお名前があるのでしょうが、わかりません)を
持った像がやたら怖かったのですが、図録にはないようです。
また、なぜか、ひとつだけ「岩手県の七仏薬師如来像」もあります。
なぜ???
七仏は、「しちぶつ」と読み、中世以前のものとしては、
珍しいようです。参考として、御出品いただいたのでしょうか?

大阪や京都の日親上人像も並びます。富山からも出ていたのですね。
房総の仏像ですが、房総にあるだけではないのですね。

所蔵に注目していたら、読売新聞社というのもありました。
図録を眺めてみて、納得。ああ、いい仏像です。
妙見菩薩像、重要文化財ですって。

今回、あることに気づきました。
私は、仏像を美術品とは見ていないですね。
祈りの対象、人の思いの結晶として拝見しています。
美術展に並ぶときは、魂抜きしていると聞きますが、
それでも、そこに、何か強いもの、大きいものを感じます。
もちろん、キリストやマリア像もです。

あ、でも、ギリシャの神々は、アートですね。
あれ??? この線引きはどこにあるのでしょう???

ん???
エジプトやマヤは、信仰ですね。
なぜ、ギリシャだけ例外なんでしょう???
アートのルーツだから?

チベットの仏像を見た時は、心底ドキドキしました。
あれほどの祈りの対象を持つ国を、どうして壊せたのでしょう?
あ、でも、それは、インカも同じですね。
強力過ぎるから、怖くて、壊す……。

何かで読んだか、聞いたか忘れましたが、
「信長は、仏像を階段にした。普通じゃない」というのを、
たまに思い出します。
信仰は、形を持つことで、祈りが純化していき、
同時に、形を持つから、さまざまなこだわりが生まれ、
宗派の細分化も生まれ……。
そして、壊されたり、いろいろあって、今に伝わっていて。

手印、意外に楽しいかもしれません。
だって、覚えれば、見ただけで、仏さまのメッセージが
読み取れるのですよ。
問題は、覚えられるかどうか……。うーん、精進いたしましょう!

 

お伊勢参りとオディロン・ルドン~夢の起源~

締切明けの章月、どこへ行くかと思えば、神社文化会の公開講演会です。
なんてマジメなんでしょう!!! 誰も言ってくれないので、自分で
自分に言っております。

テーマは、「お伊勢さまと神道文化」。

image

あ、でも、その前に、河鍋暁齋展も再訪しました。
三井記念美術館で、16日までなのです。
時間はなかったのですが、イヤホンガイドを借りました。
説明が入ることで、鑑賞のカンドコロがわかって、
非常に楽しかったです。いつか記念館にも行ってみたいです。

地下鉄とタクシーを飛ばして、國學院大学へ。
いよいよ、お伊勢さまです。

前半は、奈良大学名誉教授の鎌田道隆氏による講演でした。
「江戸のお伊勢参りと旅文化」

俗に「おかげまいり」といいますが、宝永二年、1705年のおかげまいりは、
ちょっと不思議な現象といえるかもしれません。
ということを、鎌田先生のお話で気づきました。

先生のお言葉をそのまま借りれば、「茶摘みをしていた人が、『私も行こう』と
茶摘みを投げ出して、伊勢を目指す」みたいな状況だそうです。
「子守しながら、ご飯を作っている主婦が火をかけたまま、『伊勢に行きたい』で
着の身着のまま出かけちゃって。旦那が『あいつ、財布も持たないで』で、
追いかけていく」そんな図だったとおっしゃいます。

そんなことが成立するのは、伊勢への参道において、
御接待の精神が息づいているからだと。
もてなす心。受け入れる器があったそうです。
同時に、物流でもあり……。

江戸時代は、下級層の人々の家出が多かったらしいですが、その理由に
「伊勢に行きたい」があって、仮に、仕事を放りだして伊勢に行っても、
それは、信心から起っていることだから、怒れないそうです。

まあ、それは、わかる気もします。
わかりにくいのは、「もてなす人々」でしょうか?

四国のお遍路さんのお接待が連想されますが、でも、実体験がないため、
いまひとつ、ピンときません。
鎌田先生は、25年、生徒さんと一緒に伊勢街道を歩かれたそうです。
初期のころ、助けてくださり、そのまま、街道の立ちより場所として
恒例化した一般家庭が、高齢化により、「もうお手伝いできません」と
お断りになったりするそうです。
現代の伊勢参りをする側としては、「せめてトイレだけでも」とお願いしても、
「きちんとしたおもてなしができないから、お断りする」んだそうです。
ここで、時間切れで話が終わってしまったため、それ以上はわからないのですが、
ちょっと面白い話ですよね。
もてなす側の心意気。接待の精神。

後半は、『皇室』の編集長・伊豆野誠氏による『遷宮のツボ』でした。
ざっくり言えば、伊勢のご遷宮についての解説なんですが、
お話の仕方が、「ダテや酔狂で、『皇室』の編集長じゃないなあ」と
いう感じでした。
いや、タダモノじゃないですよ!!!

導入は、神社検定弐級の伊勢ご遷宮の問題からの抜粋です。
「とりあえず、やってみてください」

わかるわけないです。
一般にいらない知識だから!!!

でも、そこで、聴講者に「考えさせる」ことで、聴く姿勢を作ってしまうわけですよ。
勉強していないとわからないことばかりなので、
たとえば、「伊勢ご遷宮における山口祭の『物忌』と呼ばれる童男、童女に関して、
間違っているのはどれ?」みたいなところからくるんですよ。
まず、「山口祭って?」です。
で、「童男、童女は、子供だってことはわかるけど……」で、常識的には終わります。

ちなみに選択肢は、こちら。
1.神様に仕えるために心身を正常に保った童男・童女のことである
2.古より神官の重要な祭儀に奉仕してきた
3.古より旧神領地から1年前に選ばれ、1年間、精進潔斎をして祭りに臨む
4.童男は紫草花模様の「半尻」と呼ばれる装束を、童女は「衵」と呼ばれる装束を着けている

わかるわけないですよねえ? あ、ちなみに正解は、3だそうです。間違っているのは、3ね!

で、「山口祭」とは、「童男」とは……と、説明してくださるのですが。
いやいやいや、説明されても、覚えられないですよぉ。
それに、神職になってご奉仕するなら、絶対に必要な知識ですが、そんなことまで
一般に求めてどうなるのでしょうか??
いや、逆に、マニアック過ぎて知りたくなるのも人情ですが(笑)。

ちなみに、全然知識がない私は、当てられませんでした。
なぜって、島根の美保神社の青柴垣神事の依り代さんたちのことを思い出してしまったせいです。
美保神社は、一年、潔斎するんですよね。
過去にご神事を見学したことがあるのですが、お二人いらした依り代の方のひとりが
完全に違う次元に行かれてしまって……。
素直に、すごいと思いました。
その後、ちょろっと調べた感じだと、毎年、1人は神がかりになるそうです。
ご神事って、本当にすごいと思いました。

あれ、話がズレちゃいましたね。

遷宮のプロセスをスライドで見せてくださるのですが、これがもう
素晴らしいのですよ。神宮の杜の美しさ、清らかさ、そして、
祀りつづける人々の思いが、写真から伝わってきます。
木を育てる人、選ぶ人、運ぶ人、それを、お社にする人、
神様にお移りいただく役目の人、本当にたくさんの人がいないと、
ご遷宮は成り立たないのです。

でも、今、伊勢はものすごーく混んでいるらしいので。
私は来年でいいかなって思っております。
ご縁があれば、うかがうかもしれませんが。
静かなお参りがしたいです。

おもいのほか、早く終わったので、新宿に出ることにしました。
目的は、損保ジャパン東郷清児美術館です。

1904767687_85

来週23日まで、「オディロン・ルドン~夢の起源~」がかかっております。
昨年、三菱一号美術館でもルドン展をやっていましたし、
基本的に、国内のルドン展は、岐阜県美術館なしには成り立たないと聞きますので、
どんなものかなーって思いつつ、うかがいました。

黒の時代の作品は、重複もあるのですが、美術館が違うと見え方も違います。
さらに、ボルドー美術館からの借り入れ作品が、素敵で。

「モルガの海」、そして、絶筆になったといわれる「聖母」にうっとりです。
ルドンには、弱くて。
昔から、それと意識せず、好きな絵のポストカードを買って、それがルドンだったりしていました。

理由はよくわからないし、黒の時代の大半は苦手なのに、でも、好きなものは
バカみたいに好きなんです。
「悲嘆」、「セイレーン」など、もうゾクゾクします。

いつか岐阜県美術館で、所蔵品展を拝見したいです。
そして、願わくば、ボルドーへ!!!
「モルガの海」も、「聖母」も、ボルドー美術館の作品でした。
この先いつかまた、会うことが出来るのでしょうか???
ルドンが一面にダーッと並ぶ展示法、なんともシンプルで、壮観でした。
23日までにもう一度行かれるといいのですが……。どうかしら? 難しいかもしれませんね。
ご興味のある方はぜひ!

相変わらず、知恵熱ライフ、続行中でございます。

最近のいただきもの

image11-300x225-150x150

先週、お茶をいただきました。
一週間、余裕がなくて、きょうやっと開けました。

新宿の漢方の氣生さんというところのものだそうです。

美しくなる美魅茶、エナジーアップの蘇甦茶、
血の循環をよくする疎経茶、そして……。

ん???

なんだ、心浸茶って???

image

この画像で文字、拾えます?

「育児・夫や同居がストレス? 職場の
上司に友人の人間関係がストレス?
そんなあなたにストレスフリーを」

おいこら!!! アヤーノ・アヤノ!!!
どさくさに紛れてwww
ニヤリと笑う姿が浮かぶようです。
いや、ご心配いただいているんですよね。
ありがとうございます。

んなわけで、とりあえず、心浸茶から飲んでみました。

甘っ!!!
うわー、犯人は、アマチャヅルですね。
あ、甜茶も入っていますね!
これは、苦手な甘さです。
でも、もう水筒にも入れっちゃったので、
きょうは、甘々人生を歩みましょう。

もしかしたら、苦手な甘さでストレスを
克服??? んな、わけないか。

もうひとつのいただきものは、金平糖。
日帰り京都で、地元の方がくださいました。

image

6月限定、ヨーグルト味だそうです。
金平糖って、口の中で三角にこぼれていくのですね。
久しぶりに食べました。

さて、では、甘々水筒を持って、出発です!
みなさまも、よい週末を!

2013年6月15日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃