このところ、規制にひっかかってしまって、グルさまに会えません。
イベントがかかると、立ち入り禁止になってしまうんですよね。
規制回避で昼間出かけますと、暑いせいでどこか違う場所にいるらしく、
空振ります。
朝、猫ボランティアさんがいる時間に行けば、確実に会えるのですが、
いかんせん、グルさまも困ってしまうみたいなんですよねー。
猫って、そういうところがありませんか?
「この人によくしてもらっているのに、こっちの人と仲良くしているのを見られたくない」みたいな。
グルさまを困らせるのは本望ではないので、猫ボランティアさんタイムは避けています。
グルさまのお世話をしているメインの女性ではなく、彼女のお手伝いをしている男性には、
「結構、仲がいいね」とバレているのですが。
一方、我が家の黒猫さんは、もう外に出たくて、出たくて、大変です。
ただ、昼は騒がないんですよね。とにかく、夜です。
夜、40分くらいクンクン、ウロウロした後でも満足せず、「行こう、行こう」大騒ぎです。
昨日は、夜中に2時間鳴きっぱなし。
「行こう」「行きません」
「行こう」「行きません」
「行こう」「寝ます」
「行こう」「寝なさい」
放置していたら、朝、喉が枯れてました。すごい執念です。
ただ、「そんなに騒ぐならもう外に出せませんよ。全部なしか、ちょっとだけか、あなたが決めなさい」と
言ったら、むーんってなっていました。
まあ、そんなこと言ったって、聞き分けるわけなく、鳴くんですけれどね。あはは。
ただ、「毎日、ちょっとだけ。そんなに長くはいかないよ。でも、毎日ね。約束するよ」って言ったら、
それは、気に入ったみたいで、ちょっとだけ、機嫌が直りました。
きょう、ちょっと面白かったのは、敷地内の茂みに潜ってしまって、さあ、困ったぞとなりまして。
リードを引っ張っても、びくともしないので、これは持久戦だと考え、呼びかけつつ待ってみました。
すると、思いもよらない方向かが、にゅっと顔を出して、「ニャー」します。か、かわいいじゃないか!
要は、探検なんですよね。好奇心が猫を殺す……まさにその通りかも。
完全室内飼いが理想ですが、でも、茂みをくぐって、ニャーいう幸せもあると思うんですよね。
大事に大事に守って、災害時に縮こまってしまい、保護が出来ない猫ではなく、ある程度、人に慣れ、外界に慣れ、たくましく生き延びる子になって欲しいのです。
ああ、また、「行こう」と呼んでいます。持久戦ですね。こりゃ。でも、ちゃんと通じると信じています。