ルーベンス展

この秋のアート界の大きな目玉、ルーベンス展。

早いタイミングで行かないと!で、昨日のぞいてきました。

収穫は、リヒテンシュタイン展で見た作品に再会できたこと。
ルーベンスも、イメージの原型を求めるのが大変だったのかーと当たり前のことに気づいたこと、でしょうか。

もう巨匠中の巨匠、ビックネーム過ぎて、ひとりの人間である前提を忘れていますよ。あはは。

国立西洋美術館の安定、安心。

感想ですか?
うーん、そうね、常設をのぞくパワーが残っていました。
いつも「この感動を持ち帰りたい」でパスしちゃうんだけど。

後半の一枚の中にあった青ざめたマリアが印象的でしたが、「コレ!」はなかったかなー? 最後の5つの乳房は、相当キテレツで、私が依頼主でこの絵が来たら、微妙な気持ちになるだろうなあと思ってしまいました。なんの目的で、異端な構成なのか、逆に、知りたいです。

足のトゲを抜く少年の像が、1世紀、もしくは、16世紀という表記に驚き、慌てて図録を見ちゃいました。

「うん、見た」な凡庸な感想で、すみません。まあ、巨匠展、あるあるですね。

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