映画24『はちどり』

長っ。

ある程度の長さは、必要だけど。引き延ばされすぎて、「あとどれくらいなんだ?」と五回以上、考えました。

多感な年頃、主人公は、かわいい。まだ、整形が一般化する前の韓国の価値観は、他国なのに既視感があり、しかし、主人公ウニの救いになる漢字を教える塾講師の板書の字が汚く、役を演じる女優が漢字を覚えてないのがバレバレで、その設定の荒さが気になってしまいます。韓国と日本、韓国と中国、中国と日本へ汚い漢字のせいで、連想が飛んでしまうのです。かなり大事だと思うんだけど。

わざわざ、漢字を出す意味はどこにあるのか? 歌のチョイスも、文化の違いのせいか、意味がわからず。無理解で、すまん。しかし、ことばあつめの映画は、日本人としてちゃんと見るから許してくれ。

家庭内の男女格差、友情の微妙さ、少しずつ狂気を孕む人たちが日常に収まり、生活を回していく危うさはわかるんですが。ひらすら長く、散漫に感じ。

この作品を素敵!と言えたらいいけれど、私はどうやら退屈と感じるようです。もう若くない。で、疲れて、帰宅して旦那と喧嘩して、フテ寝しましたよ。

1.ジョジョ・ラビット2.パラサイト 半地下の家族3.CATS4.フォード&フェラーリ5.ティーンスピリッド6.盗まれたカラヴァッジ7.1917 命がけの伝令8.9人の翻訳家囚われたベストセラー9.ミッドサマー10.ダンサー そして、私たちは踊った11.レ・ミゼラブル12.ジュディ 虹の彼方に13.ジョン・F・ドノヴァンの死と生14.ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY15.シェイクスピアの庭16.三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実17.ドクター・ドリトル18.Fukushima50 19ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語20.今宵、212号室で21.ワイルド・ローズ22.Mother/マザー23.レイニーデイ・イン・ニューヨーク24.はちどり

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2020年7月5日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃