日々のこと

章月綾乃の日々のこと。

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歯医者をすっぽかした朝

電話が鳴り、出たら、歯医者の受付のコでした。
「わ、きょうでしたっけ?」
平謝りで、予約を取り直しました。

この一週間、ちょっと欲張り過ぎました。

至上の印象派展、ビュールレ・コレクション
ルドルフ2世の驚異の世界展
ルドン-秘密の花園展
色絵 Japan CUTE !

箱根行って、中華街行って、宝塚も行って。

そりゃ、脳内パンクですよねー。
そりゃ、家にいる日は、ゴミみたいになっちゃいますよねー。

でも、幸せですよー。
これだけ、文化的に暮らせると、意識もびゅんっと引き上げられるし!
家に戻れば、猫がいるし。
仕事は、適量で回っているし。

ありがたい、このまま、楽しく暮らせますように。

あとは、ポーラ美術館15周年企画とプラド美術館を見るつもりです。
ブリューゲルは、上野に行った時の気分かなー?
根津の「墨と金」は、後から気づいて今、悔しがっています。
見たかった!

友人に『天は赤い河のほとり』のチケットをお願いしました。
トップお披露目公演と気づき、なんだか申し訳ない気もするのですが。
小学館フラワーコミックスと聞けば、見ておかないわけには!(仕事熱心?)
しかも、宙組20周年ですって?

20年前、まだ、私が夢にしがみついてジタバタしていたころ。
20年前!

先輩に連れて行かれたんですよ。1000days劇場。
「見ておきなさい」だか、「見た方がいい」だか。忘れたけれど。
シトラスの風、今見たら、どういう気持ちになるかなあ?

世田谷パブリックシアターも20周年と気づき、
「ああ、そうなんだー」です。

ここ10年くらい舞台を見なくなっていて、昨日は、場内アナウンスで
拍手が入るのに驚いて、浦島太郎のような気分になりました。

ずっと続いているもの。
ずっとつなげていくもの。
すごいなあ。

宝塚の演出家たちは、たくさんの生徒を送って。
時分の花、一期一会、その繰り返しの中にいて。
日比谷はとてもキレイになって。
とうとう、劇場の前に車が入らなくなって、すごいですね。
ミッドタウンも行けそうで、楽しみです。

昨日は、「んー」でしたが、きょうは、素直な気持ちになりました。
みんな、偉い。みんな、すごい。
私も、真摯に頑張ろうと思います。押忍!

ポーの一族、もう少し書く

一番大事なのは、美。

次に大事なのは、孤独。絶望。

そこは、あるから、いいのかも。

でも、まあ、忘備録として、つらつらと。
以下、壮大なネタバレです。ネタバレ回避の方はパスしてね!

(さらに…)

「色絵 Japan CUTE ! 」&宝塚花組「ポーの一族」

きょうは、宝塚。あまりに久しぶりで、いろいろ緊張しました。

まず、アナウンスで拍手入れるの?

いつから? 知らない文化だわ!

ポーの一族なのに、なんでドット柄なんだろー?と思っていたら、薔薇でした。びっくりしました。自分の目の悪さに!

もう見ながら、萩尾望都先生のお顔しか浮かびませんでした。小学館さんのパーティーで、遠くから拝顔する機会はあるのです。

これから見るみなさま! 原作で、見ようとしているみなさま!

予習、復習すんな! 朧げな記憶のまま、行くのです! で、帰宅してから、読み直すのです。逆はダメ、私みたいに、ため息で声が出ちゃいます。

ジブリ版ゲオ戦記です。ネタバレになるやもしれないので、色を落としておきます。カーソルで見てください。スマホの方は、コピペで貼るとお読みいただけますが、たいしたことは書いてないので、頑張らなくても大丈夫です(笑)。

一応、配慮させてくださいね。

んー、でも、生徒さんのせいじゃないな。台本の問題!ギムナジウムは、アメリカンスクールじゃねえよ! なんで戒律なしなんだよ?

バンパネラは、霧や夜の仲間だよ!

いまどき、かなり世の中が作品世界に近づいたはずなのに! そもそも、ポーの一族は、歌わないだろー! ポーの一族♪には、気を失いそうになりました!

なんとか生還。

帰宅してから、「だよね?」が正解。時系列の整理は、よく出来ていました。
が、なんかね、大事な部分が変換されてる気がしましたよ。いろんな意味で、ね。
怖いものみたさで、天河も行くよ! 行くよ!
ポー、原作目当てなら、予習復習禁止! 約束ね!

久しぶりの出光美術館は、よかったです。かわいい、かわいい!
まんまとカワイイしか言ってません。おひとり様なのに!
手炙り、能の角皿、タマネギ花瓶が欲しいです。
ケンタウロスも、可愛かったです。

 

 

 

 

断続的な眠り

どこかで鐘が鳴っている! 時が来たのだ!で、目覚めた今朝。
寝ぼけまなこに映ったのは、枕もとの高い位置に降臨した黒猫さんでした。
朝の4時! 早い、早すぎです!

抱っこでパトロールに出かけ、黒猫さんが満足して寝たのが、5時半。
冷えたので、朝風呂に入って、朝酒(ビール)もつけて、二度寝しました。

完全なる小原庄助さんです。

9時、10時半とお届け物で起こされ、根性で三度寝、四度寝。
旦那が早上がりで帰ってきて、なかなか休みが合わないので(というか、私が日曜に用事を入れすぎ)、前から用意していたレトルトのピザを焼きました。

じゃあ、お酒だね!になって。また、ビールとワインを出してきて。
ナポリタンも作ってもらって、ご機嫌で過ごしました。
で、気づいたら、五度寝!

目覚めたら、猫散歩は終わっていました。ラクだけど、物足りないです。

さすがにもうお酒もごはんもいらないので、ハーブティーを飲んでおります。
疲れているから飲みたくなるのか、飲むから疲れるのか、あるいは、眠るために飲むのか。
でも、アルコールで眠っても、眠りの質はあまりよくないですよねー???

去年は、7キロ痩せて、入院のステロイド点滴を経て、7キロ太りました。
結局、元通りかい?で、自分にうんざりしておりまして、そろそろ折り返しじゃないかなーと。
何で太っているって、そりゃもう歴然で、お酒なんですよねー。禁酒しようかなー???
でも、禁酒もダイエットも、一生のスタイルにしないと意味がないと思うんですよね。
ストイックにガチガチやるのも、違う気がするし。うん、ちょっと保留中です。

きょうになって、また、不動産のサイトを眺めて。
ああ、私は変わった造りの部屋が好きなんだなあと思いました。
三角窓の部屋に惹かれています。
やっぱり、鑑定もひとつの柱にしたいみたいですね。
個室があるシェアオフィスみたいなのが、意外にいいのかなー?
でも、それなら、普通のマンションの一室のほうがいいのかもしれないし。
うーん、どうやろうかなー? ちょっとアンテナ張りながら、考えてみまーす。

美術館のコト

毎晩、夢を見ています。とにかく、大量の。
リアルな情報、刺激が多すぎて、うまく消化出来ていないようです。

で、どうも、占いの夢を見ている気がしますね。
しばしば、目覚めた瞬間に「よし、つかんだ!」みたいなことが起こっています。
「よし、わかった」みたいな。

いや、起きても、別に何もわかっていないのですが。

今まで知らなかった世界を人から聞かせてもらったり、
ずっとごぶさたしていた美術展を見たり、
同時進行で、いろいろな占いについて考えたりするうちに、脳がパンクしているようです。

年末は、美術展の主流が日本画になっていて。
私、日本画アンテナ、寺アンテナは搭載されていないので。まったく食指が動かず。

2月に入って、やっと「お、見てみたい」と思える美術展が続いたので、ウキウキ行っています。

茉莉花先生から「三菱一号館の年パスのシステムが変わったよ」って教えていただいのですが、
これは、ルドン次第だなあって思っておりました。
で、ルドン、非常に貴重な展示だとは思うのですが、同じ美術館で過去に見せてもらった別の企画展の方が好みなんですよね。今回、見たいのは、一枚だけ。でも、それを見ていると、亡くなったおばさまを思い出すので、喪失の記憶とつながってしまい、今はもういい感じ。

オープン直後の年パスは、本当によくてバーン=ジョーンズを堪能させてもらえ、嬉しかったのですが、その後値上げ、企画展の方向性と私の好みのズレなどがあり、「見たいものを見れればいいや」くらいになりました。また、年パス所持者限定のイベントの客扱いが雑過ぎて、「なんだ、コレ?」だったのも大きかったですねえ。あれは、本当にガッカリしました。

一時期は、美術の背景を知りたいと思い、ギャラリートーク的なものにも参加していましたが、求めれば求めるほど、遠くなっていく気がして。結局は美大で系統立てて、しっかり学ばないとどうにもならないと気づいてしまって。断片的な知識を入れても、つなげる手段がないのです。

ならば、感覚的に見た方がいいのかなーと。ラクに流れています。
何事も正当なルートに乗れないならば、ガツガツしないほうがいいのね。なんか変な国ね、日本って。
すっかり、ゆるくなり、アプローチも変わってしまいました。大人になってから生まれた好奇心、向上心の受け皿がないんですよね。大学の在り方、いい加減変えればいいのにねー。

さて、話を戻しまして。
また、年パスのシステムが変わったということは、私同様に離れた人が多かったのでしょうね。おそらく、最初はサービスしすぎ、で、値上げしてみたら、今度はユーザーのうまみが減り……、これ、落としどころが難しいのでしょうね。
で、この手のものは、一度離れたら、よほどのことがない限り、興味すら持てなくなりますもんね。教えてくれる人がいない限り、「でも、アレ、使いにくいから」ってインプットされちゃいます。

ここ十年くらいは美術鑑賞ブームですが、ちょっと扱いにくい人気なんだと感じます。日中はお時間があり割引がきく老年層にジャックされ、夜間開放はニーズはあっても思うほどには採算が取れず、結局、現役で働く層は、土日に集中することになり、「美術館はいつも混んでいる」になりますもんね。
主催の関係で招待券も出さないといけないでしょうし、何をどうしたら採算が取れるのか、主催側も鑑賞側も気持ちよく楽しめるのか、素人にはまったくわかりません。

私は美術鑑賞は、基本的に自腹を切る主義ですが、一般から見たら、値段設定はやはり高いですよねー。当日券1600円とか、1800円とか。かといって、これが500円や1000円になれば、来るのかといえば、そうではないでしょうしねー。ねー?
個人的に謎なのは、前売りの値段設定で、なぜ事前に買うと安くなるのかがさっぱりわかりません。
当日、フラッと見るのと、前もって行く段取りをつけると、何が違うのさ???「来る気があるなら、安くしとくよー?」なのかなー???
これは、いつもよくわからないなーって思っていますよ。均一でよくない?
美術館に限らず、芝居も映画も。

美術鑑賞の敵は、とにかく、混雑なので。
絶対に混みそうなやつは、会期早めに行く、夜間公開がある日の一般枠の時間の終わりにかけていくとか、いろいろ工夫しているのですけれど。
ああ、あと、イヤホンガイド! あれ、イヤホンが本当に邪魔なんですよね。重いし、うまく頭にフィットしません。
で、イチイチ立ち止まったりしないといけないから、基本は借りません。
もう一段階進化してくれたらいいのになー。
歌舞伎のイヤホンガイドくらい、「お、これは借りないとわからなかったぞ」な内容ならば、
いいのになー。情報が薄い時も多いしなー。タレントなんて使わなくていいから、内容を濃くして、聞かないともったいない!のレベルまで引き上げてくれればいいのにとよく思います。

この前、Twitterで「なぜ、美術展でコートを預けないのか。なぜ、カバンを持って入るのか。私たちは邸宅に招待された客なのに」みたいなよくわからない啓蒙つぶやきがあって、気持ちはわからないではないけれど、昨今の事情もあるんじゃないの?って思いました。

作品保護のために、とにかく、会場が寒いんですよ。
だから、ブランケット貸し出しがある美術館は、安心してコートを預けられますけれど、そうじゃない美術館は、着ていたほうが安全、となります。
美術館の広さもありますよね。たとえば、bunkamuraのザミュージアム程度ならば、「寒いなー」ですぐに取りに戻れます。作品と同じスペースの中にロッカーがありますから。でも、国立新美術館や西洋美術館では、もぎりの前に脱がないといけませんから、そこは、賭けになります。ロッカーと鑑賞ゾーンが遠いんですよね。
うかつに預けて寒さを耐えるよりも、暑かったら脱ぐ、を選ぶ感じになりますよねー。自衛よねー?

荷物に関しては、キャリーバックとか、大きすぎる荷物は、ロッカーを使うべきだと思いますが、コートを預けない選択をしたら、荷物だけ入れる、はないですよねー。
あと、物販の関係もありますよねー。物販で一銭も使わないなら、バッグ預けて手ぶらがいいと思いますが、お財布だけ持ってフラフラ歩くなんて、お昼休みのOLじゃないんだから、ないですよね。

というわけで、コートを脱がないのではなく、脱げないのです。
荷物は、物販のシステムにも問題があると私は思うのです。たいてい、一方通行になっていますから。
たまに思うんですよねー。「お財布、ロッカーに入れてきちゃって。でも、買いたいから、再入場させてもらっていい?」って聞いたらどうなんだろう?って。とはいえ、物販が一方通行(作品鑑賞ゾーンの続きにあり、出口しかない)と知っているのに、んな迷惑をかけて係りの人を試したくないので、素直にお金を持っていきます。

私にとって理想の美術館は、

1.こちらが工夫し、合わせれば、空いている時間があること(人数制限かけてくれるなら、プラスでお金払ってもいいくらい!)
2.ロッカーが使いやすい事(ロッカー近くに荷物整理用のスペースがないとか、本当に思いやりがなくて大嫌い)
3.ロッカーと作品スペースの行き来が自由であること

あたりになるでしょうか?

世間でいいといわれている美術館でも、「ロッカーまわりが最悪」、「係員の選民意識がひどい」、「人の生理を無視した鑑賞配列」で行かないもあります。さーて、どこだ?

ま、好きなものを好きなように見ればいいんですよねー。

とりあえず、今月は「ああ、ぜいたく!」をたくさん味わえて、幸せです。ありがとうございます、企画者のみなさま。