昨日あったこと。

友達のお子様といつものメンバーで会って、
銀座三越のバレンタイン催事に立ち寄ったのです。

小学生低学年のお子様が「ママやみんなにチョコ買いたいけれど、
お金が4700円しかない。使いたくない」って言うから、
「いいよ、いいよ、お金を出してあげるよ」ってなって、
別行動のママ以外のメンバー、私含むで、
3000円が集まり、チョコを買い、おつりとチョコをもらったわけ。

一晩寝て、「あれ、これ、教育上よくなくない?」と気づきました。

まず、お金を使いたくないなら、
「いらないよ」って言うべきでしたよね。
あるいは、今度、何かちょうだいって。

「いいよ、いいよ、何が欲しいの?」ってパパ活、ママ活と
やっていることが同じでは?

お子様は悪くはなく、
まあ、「あげたいけれど、お金は使いたくない」のケチっぷりは
なんだろう?もありつつ……
(結構かわいいチョコ、直前にあげているんですよね、私)

悪いとしたら、大人。

でも、コレ、「きのうのアレ、よくなかったと思うんだけど」と
伝えたら、
「えー、ママにあげたいに、こっちが乗っただけじゃん」と言われ、
そりゃそうなんだけど、その場では正しい気がしたんだけど。

でも、やっぱり、違う気がするんですよ。

1.プレゼントって、自分の持っている何かを差し出すこと。
2.あげたいからって、他の人の力をアテにしてはいけない。
3.ママに相談するは、アリ。家庭のことだから。
4.相手の事を考えて、事前に選ぶのがベスト

みたいな、なんていうか、私の中の美学があって。
「あなたに買ってあげたいから、お金出してくれる?」は
絶対進んじゃいけない方向って気がするのです。

まあ、「おお、いいぞ。何を選んでくれるんだ?」な
おっさんはいるのでしょう。
その文化とはノータッチでいきたい。

普通に苦もなく、1000円ずつ集まったから、
それに対してのありがとうもなかったんですよねー。
そういうの、後から本人が困るでしょう。

「俺はべったべたに甘やしたいから、問題だと思わない」とも言われ、
それはそれでひとつの考え方だから、好きにすればいいと思うのですが。
自分のコにはしないんじゃないかな? もっとビシッとしつけるんじゃないかい?
これがきっかけで、距離が変わるかもしれないなあと思っています。

でも、そういうのも、仕方ないですよね。
本当にそれぞれの考えだから。

小学校のころからの友達がいて、ある時を境に離れたのですが。
それは、その子のお子様がお受験をするかどうかで、
何か私が一言いったら、「余計なことを言わないで」的に
キレられて。
そこから、すっと離れました。

彼女はなぜ、私が遠ざかったのか、わからないでしょうね。
「は?」って思ったけれど、それ以上は触れなかったから。
お子様の教育方針って、家庭の自由だけど。
でも、お子様もセットで会う関係だとやっぱり気になってしまいますし、
グチられたら、何か言っちゃいますよね。感想なり、なんなり。

お受験するかしないかだったコも、もう成人しているでしょう。
その後、どうしたかなって思うこともあるけれど。
デリケート過ぎて、あの時は「無理」って思っちゃいましたし、
今、同じ事が起こっても、やっぱり離れるでしょうね。

まあ、これは、結婚している、していない、
子供がいる、いない、都心部、地方みたいな環境の違いのズレで
案外簡単に関係は壊れてしまうものですよねー。残念だけど。
20、30代は、この辺がキツいんですよね。

そういえば、最近、似たようなことがあって。
月イチくらいで会うコが恋人と別れ、
「よかったんじゃ?」って言ったら、めっちゃ怒られたわけ。

でも、私と会うたびにずっとグチっているわけですよ。
気づいていないのかな? 

こういうところ、余計なんだろうなと思いつつ、
気づかないフリとかしないし、出来ないんですよ。
その結果、壊れたら、壊れたでいいやって思っています。
仕方ないじゃん。

また、ほとぼりが冷めたら、ご縁をつなぎ直すかもしれないし、
そのまま、離れるかもしれないし、わからないですが。
話を聞いたら、なんか言うよ。そりゃ!
あなたを大事に思っているからさ。
「そんなに大変なのに、お受験ってしなきゃダメなの?」的なこととか、
「その男とは別れてよかったんじゃないの?」的なこととかさ。
あなたがつらそうに見えるから。苦しそうに見えるから。
でも、それがあなた好みじゃないなら、仕方がない。
なら、もうそれについて、言わなきゃいいわけですよ。
「章月さんとは、この話はしない」でいいんですよ。

でも、聞いて欲しいからダラダラ同じ話を繰り返すわけでしょー?
そしたら、こっちも「また、その話?」ってなるでしょー?
うーん、不幸のスパイラルですね。

幸せになって欲しいと思います。
私ももうちょっと器用になって、
「そっか、じゃ、頑張るしかないね。ファイト!」みたいな
うわっ滑りの言葉を本音みたいに言えるように頑張ります。
(いや、どうだろう、それ???)

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2024年2月12日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃