茶沼と日本橋

土地のパワーを感じます。

ハマりやすく、ノリやすい性格なので、
抹茶にも手を出してみたのですが、
「カシャカシャすればいいんだよ」は嘘とわかりました。
やっぱり、「道」につながる世界、手ほどきなしには、
美味しさには出会えそうにありません。

というか、美味しいのためなら、多少は頑張れちゃうのが
私のすごさですね。

とはいえ、「茶道を習う」は荷が重く、
基本「美味しく飲めればいいよねー」なので、
ワークショップがいいなって思っていたら、まんまとありまして。
お友達にお願いして、先約をリスケさせてもらい、昨日申し込みました。

抹茶のミニ講座へ、私は行くのだ!
コレドの中にも、どうやら茶室があり、本格的に習えるっぽいのですが。
ああ、どうしてこう掘ってしまうのか!

そして、また、今日もアテもなく、いろいろ検索をかけていたら、
中国茶講座がどうやら、再開するらしい。東日本橋で。
行きたいので、よろしくお願いします(と、ココに書いても?)

日本橋、すげー!!!

まずは、お手本。鶴屋吉信さんの抹茶セット

Xに「もう茶器は増やしちゃダメ」と書いた直後に、
一保堂さんに行き「右も左もわからない初心者だけど、一式ください」してきたのです。もう日本橋三越が近すぎるのよー!!!

さくっと買った抹茶スターターセット(一保堂)+さくら猫(ブリッジにいがた)

ただ、いかにも日本橋三越、食器売り場に「お茶の道具」がありそうだけど、私には見つけられなくて(まだ仕組みがよくわかっていない。わかってはいけない気もします)。
いや、作家モノの超ミニチュア野点セットは並んでいたのです。
めっちゃかわいくて、そそられましたが、こんなド素人に使いこなせるわけもなく!
欲しいのは、抹茶を立てられる片口(にわか知識)なんだけどなあで、しょんぼり地下に向かい、一保堂で大人買いしちゃったわけ(抹茶は買う気でしたよ。最初から)

数年前なら日本橋高島屋さんに、今の私のニーズを満たす中川政七商店の茶論があったっぽいのですが。
今あれば! 今ならば! めっちゃ通うのにぃ!
ああ、コロナめ!(違う理由かもですが)

こういうタイミングの悪さは、私にはよくあって。
易を始めたのは、紀元書房さんが廃業した直後でしたよ(遠い目)
ただ、結構、引きは強いので(ハマりやすいだけか?)
「抹茶習いたいなあ。おお、ワンデーイベントが日本橋で!」
「中国茶、勉強したいなあ。おお、対面スクール再開、東日本橋?」みたいなことも起こります。ああ、生きるって楽しい。

とりあえず、茶筅などは、日本橋に置いて帰って、抹茶だけ後生大事に自宅に持ち帰り、 「やっぱりシャカシャカしたいなあ」で、途中下車しながら、あちこち探したけれど、どこにも茶筅なんて売ってなくて。ダメもとで地元のイトーヨーカドーに行ったら、なんと野点用と二種類、ちょこんと並んでいましたよ。すごすぎるよ、イトーヨーカドー!

茶器はさらに増えて、もう数えてはいけない気がします。
「煎茶堂」沼もありまして。
後藤義国さんの鎬脚付きカップ、中村豊実さん 輪花茶杯、茶杯 平、林沙也加さんの茶杯 寧S、蓋碗SSと、もう3回も取り寄せています。
作家モノはいかん。絵になり過ぎて、コレクター魂が止まりません。

林沙也加さんの茶杯 寧S、蓋碗SS、繊細!

いまねー、紙上征江さんのカップも気になってしかたなくて。
エスプレッソいれるのに、すごくよさそう。エスプレッソ、淹れる道具持ってないじゃん! 収納スペースの問題もあり、「買っちゃダメ」していますが毎日見ちゃうね。PVが上がっているとしたら私のせいです。
風景が見える、物語が浮かんでくる、そんな器は、本当に素敵ですね。
(お察しの通り、そのうち買っちゃうんだよ。間違いないよ)

当初の目標だった「3人お客様を迎えても3種類のお茶を違う茶杯で出せる」は余裕でクリアしたのに止まらない。
これ、立春からの物語ですからね。本当にヤバい。

あ、猫も増えたのよ。かわいいの( 丸三安田瓦工業さんのa-be cat. です。おっと、紛らわしかった! )
まるで初恋、または、新婚カップルなのよー。

まもなく、清明。
お茶漫画でうっとりして取り寄せた「明前龍井茶」は、前日に届くんだぜ、
だいぶ面白いぜ。という世界です。いいね、にわか茶沼ブクブクライフ。
ベルメゾンで、ですが、茶箪笥も買ってますからねー。本当にヤバイです。
いくらぶっこんでいるのか、考えてはいけません。茶は、ヤバい。

でも、「何を飲むか」って、「どう生きるか」ですよねえ。
永遠に丁寧に生きるのは難しいかもしれないけれど、
人生のある時期、「お茶を楽しんでいた時間がある」のは、非常に豊かな気がします。

抹茶にビビらないようになりたいし、煎茶も飲みたい。
麦茶とか、ハーブティー、漢方茶も知りたい。
中国茶は、お気に入りを見つけたい。奇蘭と鉄羅漢は、多分、ずっと飲むと思う。コーヒー、最近、全然買いに行ってない。コーヒー屋さんに「来ないな」って思われていそう。そのうち、行こう、そうしよう。

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2024年4月1日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃