ポンピドゥー・センター傑作展へ

打ち合わせが終わり、次の約束までポカッと三時間近く空きました。うわあ、久しぶりの自由時間!

まず、松屋のサンローランをのぞいたのですが、かなり混んでいて予約は叶わず! きょうは、伊勢丹に行くから、伊勢丹でいいやと方針を変えました。限定のパレットが欲しいのです。

で、これは、美術館でしょ!と方針を定め、上野に移動しました。

ポンピドゥー・センター傑作展。

知らないアーティストが大半。私の生まれ年は、ちょっとつまんない写真でした。つーか、三階はどうでもいいかも。コメントも、小難しくなってるし。

二階までは、楽しくて楽しくて、図録買う? 買っちゃう?でしたが、三階で醒めました。私の嗜好は現代アートじゃないんですよね。

深く、印象に残ったのは、1929セラフィール・ルイ《楽園の樹》、1933オットー・フロイントリッヒ《私の空は赤》、1941フルリ=ジョゼフ・クレパン《寺院》です。

一年に一作、その年を象徴する作品。

1933-1936パブロ・ガルガーリョ《預言者》は、頬が削げていました。そういうことか、と妙な納得をしました。

心が浮き立つように楽しかったです。

1945エディト・ピアフ愛の讃歌が脳内で、エンドレスで流れています。

そうそう、打ち合わせで聞いた「新歌舞伎座からなくなってしまったもみ出し茶」も、なんだかいいお話でした。私たちは、動いている時間の中にいますね。後戻りは出来なくて、ただ、ただ、進むしかありません。前へ、前へ!

伊勢丹サンローランで、予約出来るかなあ? ま、売り切れる値段じゃないと踏んでいるんですが。クレドのレンピッカのルージュも気になっています。レンピッカだけで参っちゃう私は、アートファン(笑)。

 

鼻鍼18回目/大三元酒家&メアリー・カサット展

大三元酒家

鼻鍼も、18回目。

最近、半年の疲れが出たのか、なんかぐったりしていまして。

鼻鍼痛かったし、鼻の中も腫れていました。

ずっーと、やることに追われている感覚があり、次は、7月7日のなーなー猫タロットの会なので、そこを抜けたら、ちょっと楽になるかしら?です。

ま、毎回似たようなこと、言ってますが(笑)。

横浜美術館

みなとみらいにあるお取引先に顔を出し、それから、メアリー・カサット展に行ました。

HANAKOで知った美術展でしたが、あまり肌に合いませんでした。母性や女性性が強調され、息苦しくなってきます。完全に、蟹座磁場です。1900年のパリ、女性は何かしようとすると、大変だったんですね。

しかし、アメリカのお金持ちの娘だからこその自己実現という気もします。美術学校から閉め出されても、模写で学ぶなんてガッツがありますよね。

が、いまの私は、「でも、実家に財力があるもんなあ」で、止まります。なんかひがんでるみたいですよ、ふふふ。

ご飯は、横濱媽祖廟の隣の大三元酒家で。

大三元酒家

エビチャーハン、ぷりぷり、パラパラ。おいしかったです!

パブロフで、4周年記念のマグカップもらっちゃいました! ありがとうございます♥

パブロフ&悟空

苦丁茶も買いました。たまに飲みたくなります。

樹をめぐる物語展

東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館 「フランスの風景 樹をめぐる物語  コローからモネ、ピサロ、マティスまで」

スカイツリー
長い長い美術館の長い長い美術展へ。

んー、ハードルあげすぎました。 コローだせよ、コローとか、モネもピサロも、他にあるだろとか、微妙に荒れ模様な私。 ヴァロットンが意外によく、ルソーも見直し、やはり、カラフルルドンはラブだわ〜で終了しました。 あんまり、樹が生きてない気がして。ピサロの長男のリンゴの樹の絵もかわいかったです。で、こちらを見て、理解しましたよ! 過日、気功教室でリンゴの樹になれなかった理由を! リンゴの樹、細いんです! 納得しました!太っちょには、リンゴの樹は無理でした。

図録買う気まんまんだったのに、「ま、いっか」で終わりました。んー、不完全燃焼。

本日は二本、お打ち合わせに行きました。さすがに、くたくたに。英國屋さんに吸い込まれ、珈琲のおかわりをいただいて、なんとか帰り道パワーをチャージしました。カレーも美味しかったです。 英國屋

英國屋

ルノアール展と広重展

昨日は、スカイツリー、神保町、乃木坂、六本木と行きました。
最後に新宿に行きたかったのですが、体力の限界で断念しましたよー。

で、前から気になっていた美術展をこなしてきました。
一本は、ルノアール展。
それほど好きじゃないのですが、日本国内だけでも、同時に3本も
企画される人気画家、一応、見ておきましょうか……で行きました。

ルノアール展
案の定、ルノアールじゃないもので、うっとりしたりして。
一番、「お!」は、ゴッホとその対面に置かれたジュール・シュレのあたり。

ルノアール、なんで好きじゃないのかなあ?って考えると、我ながら
ナゾなんですが、なんかウソくさく感じるせいかもしれません。
如才なく、幸福を描く人です。

でも、たまに、ルノアール・フィルターをかけても、不幸が漂うモデルがいて、
これはもう、嬉しくなります。

今回は、整理番号88あたりのモデルたちがそうで、
88の《ガストン・ベルネーム・ド・ヴィレール夫人》は、
「私、何をしでかすか、わからなくてよ」って感じでした。
でも、「あなたは、きっと何もなさらないわ」と思いました。

舞踏会シリーズは、もう憧れでしたねえ。
キレイです。相変わらず、ルノアールじゃないシリーズで、うっとりしていました。

初来日の《ムーラン・ド・ラ・ギャレット》、背中を向けている男性が「きっといい男なんだろうなあ」と思わせる構図ですよね。
で、中央右側のカンカン帽の男性の下に隠れている女性の視線が、そのいい男・画家のフラン・ラミ、
または、描いているルノアールに注がれているのが興味深かったです。
背中を向けているいい男と中心のストライプの女の子・エステルを眺める男性、私は好きだなあ。
ちょっとクセがあって、斜に構えているくせに、人懐っこくて。画家のグヌートと推定されているそうですが、
グヌートの絵を見たことがあるのでしょうか? フラン・ラミも。

静物画も、基本「ふーん」で流すのですが、一枚、おっと目をひくものがありまして。
それは、《モスローズ》。なぜ、これだけ、際立って見えるのか考察して、勝手に納得しました。
モスローズ、咲き誇っているのに、枯れ始めているからいいんです。うん、好き。すごく好きでした。

あ、そうそう。ルノアールの自画像、なぜに女性の顔もついているのですか???
気になりました。ああ、図録立ち読みしてくればよかったです。

年パスを持っていることを思い出し、サントリーにも行ったのですが、これはもう混雑していまして。

広重

最初の鳴門のやつと、最後の王子のキツネしか覚えていません(おいおい)。

日本画ブーム、ちょっと意味がわからないですよ。まあ、いいことですけれど。
あ、でも、滝の絵はいいなって思いました。もう垂直なのね! 勢い伝わってきます。

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館の「フランスの風景 樹をめぐる物語 -コローからモネ、ピサロ、マティスまで-」にも
足を伸ばしたかったけれど、疲れ果てて断念しました。

ハイボール

昨日はなんと、8時に寝て、仮眠のつもりが4時まで寝ちゃいました。どんだけ疲れたのでしょうね。ふふふ。
しかし、ルノアールも広重も多作。素晴らしいです。あ、私にはウソくさく見えるだけで、
ルノアールは、天才だと思っていますよ。で、子供がいたら、ルノアールに描いて欲しい。成人女性の絵は、ノーサンキューだけど、ね。

ちょい呑みセット

映画タイアップのちょい呑みセットのおつまみ。どう考えても、ちょい呑みのボリュームではありません。ふははは。

 

鼻鍼4回目/ピカチュウの電気ショック?

きょうは、4回目の中国鍼です。

時間に余裕をみて出たのに、媽祖廟を出たら、予約時間でした。あら、いけない。

大急ぎで、鍼灸院へ。

で、ピカチュウですよ。意味わかりませんね。体の反応、左半分に比べ、右半分は鈍かったのですが、きょうは、右手首に鍼を打たれた途端、ピカチュウ降臨でした。これ、なに? 電流が弾けたような感覚がありました。

「とっきですね」

とっき?

得気と書くそうで、中国の方は、鍼をするなら、この感覚がないとイヤなんだとか。へえー!

反応が鈍かった右半分に起こるのも興味深いです。中国の方は、この感覚を起こすまでこだわるそうですが、こんな電流みたいなのが全身に走ったら、耐えられるかしら?

右手首のピカチュウ一匹で、体の内面が先生の呼び掛けに呼応している気配があります。

鼻鍼は、4回目にして「動いた」気配。あと、2、3回かなあ。夜中に起きていると、鼻に溜まるそうです。気をつけなければ!

きょうは、ロウロウカフェでハーブティーを飲み、梅園金閣にて名物焼そばを食べました。

梅蘭金閣

横浜にでて、そごう美術館で「あそぶ浮世絵ねこづくし」を見ました。

ねこづくし

猫だけ、見つけて満足しちゃうのがクセモノでした。

カラヴァッジョ展

カラヴァッジョ展へ。

カラヴァッジョ展

よかったです。

大好き!

《法悦のマグダラのマリア》はもう切ないくらい。

意外に私、グエルチーノも好きだと気づきました(笑)。

38年の人生、濃いなあ。

また、物販のセンスがいいですね。ノートとか、買っちゃいました。

カラヴァッジョ

フェルメールとレンブラント展

昨日、神谷町に出たついでに行ってきました。

神谷町から虎ノ門にかけて、久しぶりにうかがいましたが、なんだかさっぱりしていていい土地ですねえ。
虎ノ門ヒルズが異常に高いことに気付き、神谷町の駅の案内表示に「東京タワー」を見つけて、おお、なるほどと
位置関係を再確認しました。

で、「フェルメールとレンブラント展」です。

オランダの絵画はわりと好きなのと、フェルメールは、見せてくれるなら、見ておこうかみたいなノリで行きました。
日本のアートプランナーさんは、すごいですね。このままだと、日本に居ながらにして、全作品鑑賞が叶うんじゃないですか?

凄すぎます!

レンブラントの《ベローナ》は、甲冑の美しさに目が奪われます。で、続くレンブラント派の作品群は、かなり好きです。一枚、ヘラルト・デル・ボルク2世の《好奇心》というタイトルのついた絵は特に気に入りました。
《ベローナ》よりも、帰属作品の《マルハレータ・デ・ヘールの肖像》に惹かれました。

フェルメールの《水差しを持つ女》は、かなりいいですねえ。好きです。
真珠の耳飾りがシンプルで一番惹かれますが、その次くらいに好きかも。

全体も悪くない構成でしたが、かなり混んでいました。許容範囲でしたが。
構成が、上野の美術館っぽくて、六本木でやる意味があるのかなあ?でしたよ。

でも、なによりビックリは、村上隆展で。入場券も大行列ですよ。ついでに見るレベルじゃありません。
なんであんなに混んでいるの? メディアの仕掛けがすごいのですか?

そうそう、「わ、この人、知っている!」って思ったのは、メトロポリタン美術館所蔵の
フランス・ハルス《ひだ襟をつけた男の肖像》です。
でも、モデルの名前とかないんですよー。1625年の作品。
左から右へ見ていくと(単に順路)、知り合って親しくなっていく感じがします。画家の技量に驚きました。

肖像画は、リアルな人間に会い、ご挨拶をする感じで見ると、ぐっと面白くなると思うのです。
尊大な態度のイサーク・リュディックハイス《男性の肖像》には、「伯父様、こんにちは」と姪っぽく挨拶したところ、
気難しく、プライドが高そうな顔が、鑑賞終わりには、「ままならぬことも多いな」と弱音を吐いているように見えて、
非常に親しみを覚えました。

美術館の一人遊び、いかがでしょうか?
え? やらない???

『魔除け~身にまとう祈るこころ~』

「魔除け~身にまとう祈るこころ~」

文化学園服飾博物館で開催中です。

アジア圏に偏りはありましたが、面白かったです。日本からは、掛守、懸守、子供のための背守り。目が行き届かない背中を守る発想は、各国共通でした。背守り、男女の違いがあることを知りました。やはり左優位だから、男児が左守りなんですかね?

アイヌや琉球の文様。

中国は、やはり五行発想から赤が魔除けに。赤が魔除けなのは、中国に限りませんが。

袖、裾、袖口などから魔が入るから、そこに文様をあしらい、魔除けとします。三角、菱形、ベースは「目」らしいです。神々の紋章、悪しきものをくしけずる櫛などもあちこちで見かけました。

目のまわりを黒くし、魔を払う地域、こめかみや額を守る地域、神に近い頭部をカラフルな帽子で守る地域などがありました。

毒をもつ生き物をあしらい、魔を払う発想。強く見せるために、また、縁起のよいざくろなどあしらったりします。

揺れるもの、音で払う。母が子供のために、刺繍をする。鏡で光をまとい、跳ね返す。牙や貝で、護る。人毛で編まれた牙のお守り。生殖器を強める左の鼻を飾る。砂漠では、海や空の「青」が大事。青は、邪視から守る意味もあります。ペルーでは、耳飾りをしないと、来世、猿かロバになると思われていたそうです。笑っちゃいました。イスラム圏の月の守り。服と体の境、また、血管を守るためのブレスレット。

赤の染めが出来ない地域では、ヨーロッパのじゅうたんをほどいて、服に仕立て直したり、迫力十分な黒い馬の毛で作られた上衣があったりします。

メモしなかったため、記憶だけで書いていますが。

人は、魔を恐れ、祈りをこめて針を動かし、愛するものを守ってきたのです。図録がないのが残念。また、西洋の守りも知りたいなと思いました。

カギ

Bunkamuraラファエル前派展 追記

昨日は、セルリアンのベロビストの眺望で終わってしまって、それじゃ、
あんまりなので、もう少し書きます。

個人的によかったもの。
・ローレンス・アルマ=タデマの作品群
・アーサー・ハッカーの≪ベラジアとフィラモン≫
・ジェイムズ・ハミルトン・ハイ≪流れ星≫
・ジョージ・フレディック・ワッツ≪プシュケ≫
・バーン=ジョーンス≪眠れる騎士たち≫習作

バーン=ジョーンズの≪レバノンの花嫁≫は、まあ、よくもまあ、こんな構図を思いつくもんだと感心しました。が、まあ、好き嫌いで言ったら、どっちでもいい感じ。 もし、私がバーン=ジョーンズに依頼して、この絵が上がってきたら、口では「ありがとう、ありがとう。傑作」と言いながら、内心「なんだろう、これ?」かもしれません。でも、不可思議な螺旋に、だんだん引き込まれるかな?
ミレイは、ミレイだけど、別にどってことなくて。ウォーターハウスも、「ああ、これってこんな感じなんだー」でしたね。ライティングの問題なのかもですが。ロセッティも、また、どってことなく。相変わらず、この人の絵は、男顔だよなあで終了です。

こうした有名どころが個人的にまったく響かないあたり、なんだろうなあですね。
「夏目漱石の美術世界展」のときのミレイとか、ウォーターハウスのほうが、いかにもで好きでした。まあ、作品としての著名度が違いますが。

去年のギャラリー森アーツ センターのときの「ラファエル前派展」も、それほど
響かなかったので、本当はラファエル前派、私、好きじゃないのかしら?
いや、そんなことはないと思うのですが。

作品のモチーフとして面白かったのは、フレディリック・レイトン≪エレジー≫。エレジーとは、誰かを失ったしたときの喪失の痛みという意味らしいのですが、もし、このモデルの女性が目の前にいても、私はかかわりになりたくないなあと勝手に思っていて、それが自分で面白かったです。誰かが悲しんでいるのに、助けたくない、その人の精神にかかわりたくないというのは、自分らしくないせい。でも、用事がないなあ。嫌いというか、苦手だなあ。美人だけど。

エドワード・ジョン・ポインター≪テラスにて≫
アルバート・ジョセフ・ムーア≪夏の夜≫
このあたりは、健やかでゴージャスで、キレイ。なんだかいかにも。オリエンタル趣味でいいです。

ジョン・ロダム・スペンサー・スタナップ≪楽園追放≫と
ハーバード・ジェイムス・ドレイバー≪イカロス哀悼≫ は、
金色が鮮やかです。ゴージャス。目の保養。

ともあれ、今回は、「ラファエル前派、風景画うまいなあ」くらいの感じでした。
そして、「三菱一号の『バーン=ジョーンズ展』は贅沢だったんだなあ」と再認識しましたよ。
で、この前の「風景画の誕生」に比べ、今回、結構手抜き企画じゃないかなって気もしちゃいました。

前回、時禱書って何? 時禱書を知りたい!って思わせてくれた同じ美術館とは思えないほど、なんか細かいところが投げっぱなしです。最後の映像資料も、「こんなの流して何になるんだい?」なへんてこ編集。まあ、借り物なのでしょうが。趣味に走った美術館の紹介映像なんて時間のムダですよぉぉ。所蔵作品ではなく、子供の手とか女の人の背中とか映しても、「行きたい」なんて思わないから! なんでアレでいいと思ったんでしょう? 本国では、「普通に撮ったら、古臭くて響かないから、映像に凝ろう」かもしれませんが、日本の美術展でわざわざ流すほどの映像じゃない気がしますよ。関連講座がないのは、このジャンルの専門の学芸員さんがいらっしゃらないせいかもですが、せめて映像は、編集してもいいんじゃないかなと。展示のワンコーナーに過ぎない時禱書であれだけ語ったなら、ラファエル前派について語ってもいいじゃないか。聞く耳の用意はありますよぉぉぉ。

本当にバカップルのデートコースで、「離れろ。バカもの」、鑑賞でイライラしたのもありますが、もうこういうのは、こちらの運が悪いとしか言えないので。だいたい、絵画見ながらくっついているカップルなんて、そう長続きするわけないですからねえ。ホント、迷惑です。でも、まあ、絵に興味がなくても、「なんかキレイだからデートで見ようか」の人がいるのは、それは企画展として成功なのかもしれません。まあ、いいですよ。諦めます。

図録で、今回一番気に入ったアーサー・ハッカーの≪ベラジアとフィラモン≫ にハゲタカが描かれていることを知りました。
ちゃんと確かめに行きたいなあって思うので、1月の平日、適当にまた行くかもしれません。感想がガラッと変わったら、「ああ、本当に美術館の混雑がニガテなんだね」ってことでお許しくださいませ。

ラファエル前派展

ラファエル前派展

Bunkamura ザミュージアムにて開催中の「ラファエル前派展」に行きました。

残念ながら日にちを間違えました。過去にない混雑で、イライラしながらの鑑賞になりました。なんだって、カップルは肩を組んだり、手を繋いで見るんですかね? 意味がわかりません。あなたたちは、一瞬でも離れたら死んじゃうんですか? ぬくもりを感じないと絵画が見れないんですか?

客質のコンディションがアレなのもありましたが、今年一番の楽しみだったわりには、手応えが薄い展示でした。

なんだろ、なにが違うんだろ、ようわかりませんが。

ま、不完全燃焼のまま、図録や関連資料を買うわけですが。だって、ラファエル前派、好きだから。

なんだか非常に疲れたので、タクシー移動で、セルリアンタワーへ。きょうは、ベロビストのタイアップアフタヌーンティーに行くのです。

アフタヌーンマスターの小泉茉莉花先生とご一緒です。

セルリアンタワー

エレベーターで40階にうかがうと、いきなり富士山でした。なんですか、この素晴らしい眺望! びっくりしました。

セルリアン セルリアン

二時間の制限時間が終わるころには、景色は夜景に変わります。

セルリアン

東京タワーもスカイツリーも一望です。びっくり視界!

うわあ、運がよくなりました。開運効果ばっちり! 最高の年末イベントです。

小泉先生と別れがたく、フルーツパーラー西村さんにも行きました。

フルーツグラタン

フルーツグラタンをいただきました。スタッフの方が白い蝶ネクタイだったので、お話をうかがったら、24年ぶりの改装で8日から新スタートだったんですって。これも縁起がよいですよね!

これで年末イベントは、終わりです。セルリアン、一階ラウンジしか使ったことなかったんですが、あまりの眺望にびっくりしました。スタッフの方によると、きょうのコンディションはかなりいいそうです。素敵な1日になりました。小泉先生、ありがとうございました。