四十九日

きょうは、父の四十九日でした。
納骨は10日前に済ませたのですが、母を思って、お墓参りに誘いました。

ちょうど、祖父の命日に当たりました。
父と祖父に、ビールとお酒、祖母にお茶を供えました。
叔母によると、「お母さんが出てくるときは、お茶が欲しいときみたい」らしいので、「じゃあ、次回、供えます」と約束していたのですが、すっかり忘れていて、出かけに思い出し、急いで淹れたのですね。慌てたのがいけません。
お供えの残りを移動中に飲んだら、「あれ、これ、めちゃくちゃ濃い」という感じで。
粗忽な孫だとバレバレな気が致します。おばあちゃんが文句言いに来たら、どうしましょう(笑)。

やっと一段落でしょうか。
まだ、細かく続きますが、でも、やっと、落ち着いた気がいたします。
自由業ならではですよね。平日にお墓参りが出来るのは。

それから、行ったことがないと主張する母を連れて、浅草へ。
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なんか「雷門」のストラップを買っていましたよ。
弟が持っていて、うらやましかったらしいです。
そういえば、うちの旦那も、初めて浅草に行ったときに、「雷門」の提灯を買っていて。
あの赤には、人を惹きつける何かがあるのでしょうか?
私は、別に欲しいと思いませんが。いろいろ、ナゾです。
提灯の下には、龍がいるんだよって教えたら、のぞきこんで、写メしていました。
なかなか正しい観光客だと思います。

「スカイツリーに行く?」って誘ったのですが、メガネを持ってないとか言い出しまして。
じゃあ、今度ねってことになりました。よし、いい娘ぶりっこ、終了です。

しかし、身内の死というのは、時間感覚を狂わせます。
悲しみが薄い私でさえ、こんな調子ですから、お父さん大好きっこの人は、大変だろうなあと想像いたします。
年を重ねると、お参りしないといけない場所が増えますねー。
それぞれ、懐かしい時間を思い出せるから、案外よいのかもしれません。

そうそう、浅草、見事に鳩がいませんね。
あまりよろしくないウワサを耳にしたのは、数年前のこと。
それから、お邪魔する度に気を付けているのですが、確かに鳩がいません。
人形焼の中にも、鳩がいるのに、なぜ、現実の浅草に鳩がいないのでしょう。
非常に、不自然だと感じます。

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