邯鄲

昨日は、知人のお誘いで観世のお能を観に行きました。

もっとも、体調はまったく戻らず、
もう熱はないのですが、無理が効きません。
ちょっと頑張ると、すぐにクッタリしてしまって、

どうも高熱きっかけで、潜伏していたリュウマチが出ている気がしますね。
手は暖かい方だったのですが、気づくと冷たくなっていて、
こわばってしまうのです。きゃあ。

なので、「あ、無理かも」と思うと、そこでお風呂に入って、解凍し、
そのまま、ちょっと寝るを心掛けています。

お能も、この体調で2本見るのは無理と思い、
知人の旦那様がシテを務める邯鄲に絞って拝見しました。

邯鄲、ちょっと変わった番組で面白かったです。
そして、邯鄲の枕でほんのひと時、50年が経過……。

今、私は56歳なのですが、6歳の頃の自分を思うと、
まあ、よく頑張っているのではないでしょうか?
6歳の頃、結構生きるのがつらかったから。
ああ、下の弟が生まれてすぐくらいですね。

今日は、易の夢を見ました。
昨日、お能の帰りに笙を習っていたころの知人と会い、
一杯だけ飲んだからかもしれません。

思えば、戯曲科時代、占い事務所下積み時代、
戯曲家になりたくて足掻いていたころ、
諦めて結婚して、宝塚を見てごまかしていたころ、
神社に夢中になって、流れで笙を習い、
まったく身につかず、家族の問題で辞めて、
易を習って、師匠とモメて……。

人間関係がガラッと変わるんですよ。
怖いくらい。

でも、なんか慣れたかも。

笙の田島先生は本当に素敵な方でした。
先生のそばにいれた時間は、不思議な夢の中にいたようで。
対して、易は、しょうもないねえってところ。
相性のようなものでしょうが、この仕打ちをされるほどのことは
絶対にしていない。

まあ、傷つける側ではなく、傷つけられた側だからよしとしましょう。
自分はやらなければいいだけのこと。

こうやって、夢を見て心を癒して、整理して。
消化していくのでしょう。

能登の飼い猫、飼い犬と一緒にいるために亡くなった方のニュースが
心に響きます。私も、どんなに劣悪でも、猫のそばにいるでしょう。
が、この体調じゃ、死んじゃうよねえ。体力戻して、元気になりたいです。
リュウマチっぽいのも、なんとか押さえたい。
まあ、だいたいわかっていて、働き過ぎなんですよね。
うん、わかっている。

とはいえ、すぐにはどうにもならないから、少しずつやっていきます。
ご迷惑をおかけします。

冥王星移動のせいだと思っているんですよねー。
これ抜けたら、きっと元気になるんじゃないかな? そんな気がします。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年2月5日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃