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気持ちの変化が早過ぎて、自分にびっくりします。

猫の和歌のカードを引いてみました。
「グルさま、私に何か伝えたいことがあれば、教えてください」

出てきたのは、2番のカード。

ことに今日
憂へあらじ
時を得て
花も紅葉も
折に逢う身は

幸せだったよ。運命的な巡り合わせだったよ。

グルさまの言葉、ちゃんと信じようと思います。

病院に預けなければよかった……、確かに。
でも、出発前のことを思うと、家を嫌っていたとか、
信頼関係がないとは思えないのです。

天袋に上がる前、押し入れの下で、ふたりでぼんやりしました。
ずっと、そうしたいと思っていて、なかなか出来なくて。
部屋のすみっこにいたときに、グルさまトントンも、コーミングもしました。

やりたいなあと思っていたことは、ちゃんとやって、
なにかが伝わっている気はしているのです。

グルさまを引き取りに行って、そこから、3時間で焼きました。
猫ボランティアさんに会い、黒猫さんにお別れをしてもらい、海に連れて行き、
お気に入りの場所だったしげみの下に安置しました。

そして、顔を見たら、魂が抜けたのがわかったのです。

目から生気が消えて、なきがらに変わっていました。
ドライアイスで冷やして、引き延ばすよりも、このまま、天に還したほうがいいと
思いました。

信じられないくらいキレイに晴れていて、
骨壺に納まったグルさまを抱いて外に出たら、空が崩れました。

グルさまを失った悲しみではなく、いっしょに過ごせた幸せを思うようにします。

ありがとう。グルさま。

しかし、なんとも解脱が早いですね。なんだ、これ???

目は、痛いです。泣きすぎました。

もっともっと。

幸せになるはずだったのに。
大事にするつもりだったのに。

小さな骨壺の中に、グルさまが収まっています。

黒猫さんは、探しています。
匂いを探しています。

こんなに早く亡くなるなら、保護しなくてもよかったかもしれません。
外にいれば、それなりに、やっていけたでしょう。

グルさま グル

 

でも、きょう、亡骸を抱えて、海に行き、お気に入りだった場所に安置して、
風が強くて、冷たくて、こんなところに何年もいたのかと改めて過酷だと思いました。

入院させずに、連れて帰ってきたら……。

グルは、うちを我が家だと思い始めていたところだったので。

せめて、うちで送ってあげられたら……。
昨日の地震がいけなかったのでしょうか。

引き取って、ボランティアさんにご連絡して、最後に会っていただいて。
それから、うちに連れて帰って、黒猫さんに合わせて、固くなる前に、
海に連れて行きました。が、娘猫には会えず……。

獣医さんによると、ごはんは食べない、触れない状況だったそうです。
連れて帰っていれば……。

浣腸しても、浣腸した分しか出て来なくて、おそらく、無事に退院できたとしても、
外科手術が視野に入ってきたでしょう。
今後のことを決める月曜日のはずでした。

たらればを言い出したら、キリがないですね。
獣医さんに大きな失策があったとも思えません。
二度と使わないけれど。

やっと慣れて来て、これから幸せに暮らすはずだったのに。
たった2日の入院でも、家から火が消えたみたいになっていたのに。

グルさま、ありがとね。いっぱい、怖い思いさせてごめんね。
大好きだったよ。大好きだよ。あなたは、私の親友だったよ。命の恩人だったよ。
子グルやおねえちゃんに会えた?
虹の橋の下で待っていてくれる?

せめてリビングでくつろいで欲しかったよ。未知のまま、終わっちゃったね。
廊下には出たね。天袋にも上がった。あちこち、冒険して。もっともっと、楽しく元気に
あたたかく、黒猫さんのディープな愛をかわしつつ、ゴロゴロする予定だったよね。

あなたがイヤじゃなければ、私のそばにいてくださいね。
グルさまトントンしようね。トントントン、グルさまトントン。

グル

自由にしていてください。あなたがいいときに、会いに来てね。大好きだよ。
大好きだよ。

大好きだよ。うちに来てくれて、ありがとう。

グルさま

グルさまの海

海

グルさま、死んじゃいました。

動物病院から連絡があり、引き取りにいきました。

まだ、体はやわらかい。目は開いたまま。嘘みたい。

獣医さんも浣腸以外の負荷をかけた訳じゃないから、理由はわからないそうです。

 

グルさま

グルさま、ごめんね。

またね。またね。

ありがとう、私の親友。

 

グルさま、入院。

グルさま、入院です。

便秘は慢性化し、もう喉に届こうかっていう感じで詰まっていました。
浣腸をかけて、柔らかくし、出すとのこと。

さらに、呼吸器は狭窄が疑われ、それが、先天性なのか、後天性なのかの
見極めは、触診レベルではわからないそうです。
まあ、そりゃそうですね。

月曜に麻酔をかけて、検査するみたいです。

週末じゃなきゃ、入院はまぬがれたかもしれませんが、あのレントゲンを見ちゃうと、
病院で預かっていただけるなら、それに越したことはないって気分になります。
ずっと、ずっと、我慢してきたんですね。きっと。

きょう、初めて、「ああ、保護で正解だった」と思いました。
やっぱり、普通の状態ではありませんでした。

「月曜日、おいくらくらいご用意すればいいですか?」とうかがったところ、
「5、6万くらい」と言われました。ひょーん!!
2万くらいは、入院費でしょうか。まあ、そうよね。

しかも、「じゃあ、手術ね」ってことになったら、また、かかりますよねー。
でもね、「空気もいっぱい入っちゃっているみたいなんですよ。肺は大丈夫だけど」とのお見立て、
グルさまがラクになるなら、私が稼ぎますよ!

黒猫さんは、半分つきそいで、一緒にいきました。
目のチェックと歯のチェックで、健康体。問題なし!
先に返したのですが、ずっと落ち着きなく、「グルさま、きょうは、帰ってこないよ」で、
ひゅんひゅん鳴いていました。大丈夫よ、元気になって帰ってくるからね。

猫

さて、どうやって捕まえたかが気になりますでしょ?
1.押し入れの中のものを全部出します。
2.すみっこにいるところから追い出します。
3.逃げたところを旦那が捕まえ……られませんでし。
4.部屋中逃げ回って、最後に天袋に入りました。
5.同心アヤーノ、旦那を踏み台にして、天袋に入りました!

みなさん、人間、天袋に入れるもんなんですよ。びっくりしますね。

6.天袋でキャリーバックに、グルさまを詰めました。

おしまい。

すごいなあって思うのは、グルさま、終始、噛まないこと。
すごいなあ!

今、ペンデュラムで「グルさま、体がラクになるから、頑張れ」って言ったら、
「うーん」みたいな感じでした。頑張れ、グルさま。私も、頑張って稼ぐね!

入院は、かわいそうなのですが。

でも、これでラクになるなら!!!
あの喉元まで突き刺さりそうなうんちが、全部出るなら!

宿便なんてレベルじゃないんですよ。全部、カチカチなんですって。
グルさま、すごくガマンしていたのだと思います。お金は、稼ぎます。
グルさま、よくなってね!

 

 

 

黒猫さんの愛は、ハード。

相変わらず、グルさまを捕まえられません。
ウンチは、かぼそいのがちょびっと。

押し入れの1階から2階に移動していたので、
さすが猫、居心地のいいところを見つける天才!と感心しました。
1階には、モノが積み込まれ、2階は、布団なんですね。
ええ、構いませんとも。いくらでも、くつろいでくれたまえ。

仕方ないので、布団の上でちょこっとご飯を食べさせて、また
差し出せば、食べるんですよ。面白いんだけど。
で、放っておいたら、自然にいつもの元・仕事部屋に戻っていました。

そこに、我らが黒猫さん登場。

黒猫さん、グルさま大好きみたいなのですが、どうも愛情表現がプロレス系です。
なぜ、そこで首に手を回す?
押さえようとする?

マウンティングなのでしょうが、いろいろナゾ。
なぜに、そんなにハードな愛なの?

グルさまは、何か心に決めているみたいで、基本は許していますね。
しっぽも上げて、おしりの匂いをかがせているし、もしかしたら、
求愛さえ、受け入れるかも?
だから、私も「グルさまに優しくしてね」とだけ言って、部屋を出ます。
優しくしてねで、黒猫さん、噛まなくなるのです(私には)。

獣医に連れていくことも出来ない情けない飼い主なのですが
でも、なんというか、きょうの一連の流れで、
「ああ、多少はいいのか。信頼関係はあるんだなあ」はわかりました。
グルさまは、受け入れているみたいですね。うちでの生活。

ただ、変化はイヤなのでしょう。病院って言われてもわかんないのよね。
これからは、今まで以上に礼儀正しく、「グルさま、トイレを掃除させてね」とか、
「グルさま、触っていい?」とか、お伺いを立ててつきあうことにします。
押し入れの二階に入れるくらいなら、よかったですよ。

あとの願いは、すこやかな排便。うんちが出れば、オールOKさ!
きょう、ドタバタしたから、腸も動いたんじゃないかと軽く期待。

グルさま、噛まない。

旦那が「黒猫さんも、ウンチ出てないんだよなあ」と言い出し、
様子を見ていると、どうもグルさま、まだおかしいです。

これは、動物病院だと意を決し、大捕物帳を繰り広げたのですが、
間抜けな同心アヤーノ、怪盗ベンピーに逃げられました。

いいところまで行ったのですが、風で扉が開き、魔界・ダンナノヘヤに
飛び込まれてしまい、今、押し入れの中で目を光らせております。
こりゃダメだわ。

押し入れグルさま

ただ、私の元・仕事部屋で隅っこに追い詰めたときに、
噛もうと思えば噛めるのに、グルさま噛みませんでした。
へえって思って、どさくさまぎれに、まず、コーミングをして、
それほど、毛が出てないことに驚きました。
えっとビーチにいたころは、タンポポの綿毛のように
毛を飛ばしていたので……、それから、これはイケそうだと思い、
頭を撫で、背中を撫で、さらにグルさまトントンもしました。

前みたいにすべてを委ねてはくれませんが、ニュアンスは伝わっている気がします。
愛のニュアンス? 愛、愛、愛~♪

ペンデュラムで聞くと、
・追い立てられて、すごくすごくすごくイヤだった(史上最大に振れてました)
・うんちは出てない
・お腹は痛くないけれど、うんちをしようとすると出ない
・お腹は張っている
・病院に行ってもいい
・落ち着いたら、出てくる
とのこと。

トントン、久しぶりで嬉しかった?と聞いたら、ちょっとは嬉しかったって。
でも、私もグルさまトントン出来て嬉しかったの、知っている?と聞いたら、
知らなかったって。じゃあ、知って。私も嬉しいんだよ。わかった。

なだめるトントンをやっていたら、黒猫さんも参戦してきて、
「大丈夫だよ」と言わんばかりに、グルさまをなめました。
魔界・ダンナノヘヤにグルさま行っちゃったんだけど、黒猫さん、どこにいるか
わかる?と聞いたら、捜索もしてくれました。役立つな、黒猫さん。

昨日のウンチ、でも、ひしゃげていて、グルさまっぽいんですけれどねー。
ただ、やわらかったからなー。猫砂をかけている間に、踏んだりして、
あの形になるのかなー? あるいは。

大捕物帳で、運動したから、うんち出たみたいなことになるとケガの功名なのですが。

今週のグルさまは「ちょっとは、慣れた」、「もう噛みたくない」、「うんちは出ない」の
三本です。んがとっと。

 

ビオフェルミン

やっと出ました。

グルさま、3日渋って、こりゃ、噛まれるのを覚悟で
獣医に連れていくか……で、やっと、排出です。

あんこ玉も出ているから、ゼロではないのですが、
あまりにも、トイレの滞在時間が長く、じれているので、
かわいそうで。

でも、あんこ玉記事を読んだマリィ・プリマヴェラ先生が
「ビオフェルミンとCAT LAX」とおっしゃるので、
素直に買いに行きました。

CAT LAXは、うちの周りでは扱ってなかったので、類似品で。

でも、グルさま、類似品はお気に召さないみたい。
かわりに黒猫さんが、「僕にくれ、僕、好き、これ、好き。もっとくれ」な
大さわぎです。

うん、ムダにならなくてよかったけど……。

類似品をグル様の前足に擦り付けたら、「なんてことしますねん」と
関西トーンで睨まれました。あなたのためなんだってばぁ!

きょうもずっと猫砂をガサガサやっているので、意を決して、
「連れて行こう!」と両手首に旦那のジム用のサポーター、
両手に革手袋でフル装備で近づいたら、見慣れたひしゃげたウンチがありました。

やったぁ!

マリィ先生ありがとうございます。やったぁ!!!!

これから、バンバン、ビオフェルミン、ぶっかけちゃる(適量を守りましょう)。
猫の腸活。

グルさま探検隊

グルさま、黒猫さんのテリトリーを荒らしに行きました!

グルさま

びっくりして、ブレちゃいました。

ちなみに、いつもとは、違う部屋です。ようやく、空間に慣れてきたのでしょうか猫

おいおい、誰のショバだと思っているんだい?みたいな?

猫

 

黒猫さん、グルさまを撃退。

双方、やるもんだ。

甘いもの、いっぱい♥

ロールケーキ

甘いもの、いっぱいいただきました。

いちごのロールケーキ。

キットカット

高級キットカット。

愛に包まれて、働く私。

箱根とフクで、調子を崩し、ちょっとぐったりしています。微熱と戦う毎日です。

集中、集中!

頑張りますぞ。

きょうのぐるさま。

ぐるさま

信頼と不信のミックスってところ。

昨日は、久々にグルさまトントンにチャレンジするつもりが、黒いコに見つかってしまい、黒猫ポコポコに。トントン失敗しました。むーん。

また、忘れたころに仕掛けます。

作業机がお気に入りスポットで、下から差し出すと、おやつは食べてくれます。

トイレを掃除するくらいなら、逃げなくなりました。
微妙だけど、グルさまも、順応しつつあるのかな?ですね。

夜になり、黒猫さんのターン。

黒猫

もう働くなよ、宣言。

暗闇で黒猫を探すゲーム

思えば、黒猫さんとの出会いも、それでした。

暗闇で黒猫を探すゲーム。日没後、保護しました。

毎日の散歩も、暗闇で黒猫についていくゲームでした。目をこらすのが、なかなか大変です。

ふと思いつき、装着したら、イケました!

ペット用セイフティライトです。

猫の散歩

光るって、ありがたい!

猫散歩派のみなさま、ぜひ!

が、完全室内飼いがいいです。猫散歩、大変。憧れだけにしておきましょう。おすすめしません! うちは、取り返しが付かないだけ。リードに慣れたり、道路を出るとき、用心したりはするようになりましたが、完全室内飼いに戻せるなら戻したい気分です。災害時に備え、リードに慣らしたく試したら、散歩好きになっちゃいました。やれやれ。

2017年2月8日 | カテゴリー : 日々のこと | タグ : | 投稿者 : 章月綾乃