日々のこと
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回復のための時間
昨日、詰め込みすぎたせいで、調子が戻りません。
少し、文章を書いて慣らさないとダメなので、こちらを更新いたしましょう。
そーなんですよねえ。用事を入れると、疲れちゃうから、その回復のための時間が必要なんですよね。やっぱり、「無理」って思ったら、無理しちゃいけないんですね。しちゃうんだけど。
まあ、それはそれとして。
気分転換として、非常に有効だったのは、鎌倉散歩でした。
時間にしたら、2時間程度。でも、荏柄神社さんは、空間的に懐かしく、非常によかったです。
特に、右手にあがっていく「熊野権現社」。
久しぶりに、畏怖という言葉を思い出しました。
鶴岡八幡宮へ至る道のにぎわいが表の顔ならば、裏の顔、違う側面ですよね。
鶴岡八幡宮も、弁天社あたり、奥のほうが落ち着きます。
近代美術館にも、寄りたかったです。もうちょっと早くうちを出るべきでした。
鎌倉宮は、予想と違いました。
何か強く胸に迫るものがあるような気がしましたが、意外にあっけなく、優しさややすらぎを感じる始末。なんなのでしょう? そういう場所じゃないと思うのですが。
でも、ネットで探るだけで、いろいろな伝説があるんですね。
護良親王は、あの地で亡くならず、密かに運び出されて、隠されたとか、あの土牢ではなく、蔵のようなところに幽閉されたとか。
すっかり忘れていたのですけれど、隠岐に行ったときの記憶も蘇りました。
隠岐で一通り観光したのですけれど、記憶に残っているのは、日本刀でしょうか?
鈍く光るヤイバ。刀の名前は忘れてしまいましたが、ありようが記憶にひっかかっています。
遠い時代に思いを馳せたら、やっと仕事モードになってきました。よかった、よかった。
月曜日、頑張りましょう!
エディット・ピアフ
カミーユ・クローデルがきっかけで、エディット・ピアフに行きました。
意味がわからないですね。
カミーユ・クローデルのリーディング会、客席でオルガニストの笙仲間さんにお会いしたのです。
笙仲間さんのお連れ様は、ソプラノ歌手さん。なんと、私を会場に連れていってくれた編集さんの仕事仲間のお友達でした。
で、お二人から「10月にコンサートをやるから来てね」って言われたのです。
Hommage a Edith Piaf~エディット・ピアフ没後50年に捧ぐ~
エディット・ピアフは、知っているようで知らない、知らないようで知っている感じでした。
まあ、昔、宝塚よく見ていましたしね。
見ながら、『シャンテ・シャンテ・シャンテ』とか思い出してました。懐かしー。
ピアノとパーカッション、アコーディオンで、一気にパリへ。
ソプラノの村田望さんは、ちょっと切ない感じのナンバーがお似合いだと思いました。
パダン・パダンが良かったです。
アコーディオンの早川幸子さんは、おしゃれだなーと。
あとから伺ったら、「もうドキドキしちゃって」みたいなことをおっしゃっていましたけれど。
音を捉えるセンス、やっぱり違います。すごいなー。
まだ、御専門のオルガン、未体験なので。どんな世界に連れていってくださるのでしょう?
いつかぜひ!!!
会場が鎌倉だったので、少し早めに家を出て、神社めぐりを致しました。
鶴岡八幡宮からスタートさせまして。途中、荏柄神社さんにもお邪魔して、
鎌倉宮へうかがいました。
鎌倉宮、相当覚悟してうかがったのですが、予想に反して、やすらぎを感じました。
コンサート終了後、高円寺へ。
撤収中の魔女様たちにお会いして、帰宅致しました。
とても一日とは思えない濃さ。楽しかったです!
あ、移動中、仕事しました。働いてます。ハイ。
いろいろ諦めモード
これまで、仕事を断ったことはありませんでした。
もうなんでもやりますよ。尊敬する人は、ハローキティですから!
しかーし、今回はもうどうにもなりません。
初めて、「無理です」とお断りしました。代わりに、他の占い師さんを紹介して、自分の仕事をしております。
そんなに真剣にやっているのに、終わりゃしないのです!!!
昨日は、ずっと行きたいと思っていたお能も断念しました。もっとも、チケット取りに出遅れて完売の憂き目にあっていたのですけれど。それでも、興業モノは、当日になれば、チケットが出てくる可能性があるので、劇場に行くつもりだったのですが。
おとなしく、断念。
明日もしっかりやるつもりですが、でも、予定よりも遅れっぱなしです。
もう週末の予定も飛ばさないと間に合わない感じです。
魔女さまたちのハロウィンパーティーに行きたかったのに!
笙仲間さんのコンサートに行く約束したのに!
両方無理です。きっと。すみません。でも、お仕事の依頼も断っているレベルなので。
たまには、「集中」。頑張ります!
能楽講座「野宮」
なぜか第一回から皆勤賞の能楽講座。でも、このシリーズにお邪魔しているだけで、他の講座に行っているわけではないので、非常に中途半端です。世阿弥シンポジウムも、聞いとけよ!と自分に説教したい感じです。まあ、欲張っても仕方ないので、それはそれでよしとして。
きょうは、お話をうかがいながら、岩佐又兵衛の「源氏物語 野々宮図」がずっと頭に浮かんでおりました。重要美術品ということもありますが、非常に短期間に二ヵ所で拝見したため、強く印象に残っております。出光美術館とサントリー美術館、そういえば、今年の企画展ですね。なんだかすごく遠くに感じます。
司会は、松岡先生。ゲストは、林望先生。
いつもと違い、鼎談から入らなかったのは、松岡先生がぎっくり腰になってしまったからでしょうか? でも、お体を痛めていらっしゃるのに、「足袋がはけるかどうかが心配だった」とは、なんとも風流なお悩みです。能舞台には、確かに足袋かもしれません。
おひとりずつ、ご専門について語られていきますから、さながら受講している感じになりました。
林先生から「野々宮」は、固有名詞ではなく、野の宮という意味だとご説明があります。
へええ。そうでしたかー!!!
日本の神様がいらっしゃるのは、遠く、山から下りてきて、俗のケガレを嫌います。
一般の人が暮らすのは里。里と山の中間に、「野」があり、そこが、潔斎の場でもあったという説明に進みます。そうか、斎宮ですよねえ。倭姫様ラブの時期がありまして、そのとき、斎宮の博物館にも足を運んだり、関連書を読んだりして、結構調べたのですけれど、それと「野宮」、くっついてなかったです。ハハハ、こんなもんですよ。私は。
松岡先生は、物語が能に変換されるとき、野辺のイメージは、森にすり替わったと指摘なさいます。森は、杜。つまり、伊勢の神域です。
神域の中で、密会するのは、タブー。その奥行を出すために、森が強調されているとおっしゃいます。なるほどねー。
さらに、キーアイテムとして、松虫も見逃せないと。
松虫の習性、さらに、いくつかの和歌も踏まえて、謡が構成されているそうです。
うわー、奥が深い!!!
定期能は、12月1日だそうで、あいにく私用があり、見に伺えません。
ちょっと残念です。見どころ、学んだのに!!!
きょうは、鼎談が短かったので、お家元が足りません(笑)。
もうちょっとお話し伺いたかったなー。松岡先生、一日も早いご回復をお祈りいたします。
「トスカーナと近代絵画」展へ
フィレンツェ ピッティ宮近代美術館コレクション「トスカーナと近代絵画 もうひとつのルネサンス」展を見に損保ジャパン東郷青児美術館へ行ってきました。
見る前からそんな気がしていましたが、予感的中です。
コレは、すごく好きな世界です。
まず、パキパキと構図が美しいのがイイです。
で、風景がいちいち懐かしい。そして、人物が、特に女性が存在感たっぷり!
最初の部屋は、クラシカル。悪くないです。
ナポレオンの姪が嫁いだといわれる邸宅の内装の絵は、ワクワクします。
天井に描かれているのは、ギリシャ神話がモチーフでしょうか? わりと見ていると思うのですが、「あれはアレね」が出来なくて、さびしかったです。もっと、勉強しなきゃなあ。
やはり、美術鑑賞は、教養があるとさらに奥行が出て楽しいですね。
しかし、ナポレオンの姪っこさん、どんな数奇な運命をたどったのでしょう?
気になります。
広いスペースへ進み、ジュゼッペ・アッパーティの風景が響きました。
片目を戦争で失って、左目だけで描いた作品だそうです。
左目だけで見て見ました(え、しない???)。とても切なくなりました。
ジュゼッペ・デ・ニッティスの「オファント川岸で」は、展示でぐっと引き立ちました。
いえ、単純に、ガラスなしなので、「これ以上近づかないでね」で、足元にロープが張ってあっただけなんですけれど、これが、絵の中の川の流れにリンクしてカーブしているのです。
幸運な偶然、あるいは、狙いました?
順路からいうと、手前が絵に近く、斜めに禁止区域が広がり、ある程度離れて見てねって感じなんですけれど、これが、絵の中の奥行と感覚が一緒で、非常にイイ感じです。
こんなことに喜ぶ客がいるとは、学芸員さんもびっくりかもですね。
シルヴェストロ・レーガの「婦人の肖像」。
写実が続く中、いきなり、顔なしです!!! ドキッとしましたさ。
これもまた、ドラマチックな一枚ですねえ。
アントニオ・チゼーリ「キリストの埋葬」。
履きものの有無で、社会的な地位などを表します。
マグダラのマリアなのでしょうか? 手前の女性の服装が、明らかに他の人と違います。
非常に陰惨な絵ですが、彼女の肌は、陶器のように美しいのです。
素朴な疑問なのですが、磔からおろされたとき、硬直はしてなかったのでしょうか?
キリストの腕の位置が妙に気になりまして。そこは、絵画の虚構でいいのかな。
で、今、初めて検索かけて、なぜ磔が死刑なのかを理解しました。
手足首を打ちつけられることで、体を支えられなくなって呼吸困難で死に至るのですね。
夜中に何、調べているんでしょうね?
ジョバンニ・コスティティ「物思いに耽る女性」。
風の星座生まれに違いないと思いました。
非常に、涼やかな感じが、風っぽいです。で、二巡して、天秤座じゃないかと思いました。
双子座にはない成熟があり、水瓶座ほど進歩的ではないからです。
三回見て、いや、蠍座の可能性もあると感じました。なに、モデルの生まれ星座当てをやっているのでしょう?
この絵の印象だと、天秤座の第三ディーク生まれかと。マニアすぎて、なんだかわからない視点ですね。わはは。
プリーモ・コンティ「自画像、ムンダと共に」。
ムンダは、画家の奥様です。
これはもう、タチが悪いって思いましたよ。
いえ、透明感があり、非常に魅力的な女性なのです。でも、実在したら、絶対ヤバいから!
こういうタイプが周りを不幸にしちゃうんですよぉぉぉ。
人妻なのに少女っぽくて、どこか遠くを見ていて。
身体全体で、「ここから連れ出して」って言っているみたい。そのくせ、うっかり恋しちゃった男が「一緒に行こう」と手を取っても、ガンとして、夫の元から去ろうとはしないんじゃないでしょうか?
誘惑するだけしておいて、そんなつもりはなかったと言い張るタイプというか。
え? ピュアな女性にしか見えない? うん、そうかも。
私にとって、「いい絵」は、こんな風にイメージが広がる絵なのです。
だから、この展覧会は非常にアタリでした!
めっちゃ空いていたのも贅沢の極み。素晴らしいひとときを過ごせました!