古代譜

古代譜と名付けられた時計は、悠久の時を刻む。描かれた女性は、貝の一部のようにも、人魚のようにも見える。曲線、ただ、ただ、曲線。

豊かな髪は、時計の側面にもこぼれ、ゆるやかに広がっている。貝なのか、尾なのか、こちらもまた、豊かに膨らんでいる。
彼女は、まぶたを閉じ、微睡んでいる。もし、瞳を開けたら?
彼女は、くちびるを閉じ、沈黙を守る。もし、話しかけたら?

 

彼女に見つめられたら?
彼女と会話が出来たら?
うねりは、右巻き。くるんと右巻き。曲線は、永遠。くるんと永遠。

 

見えない瞳は、何色?
聞こえない声は、どんな声?

 

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そんなことを考えながら、拝見しました。美しい『古代譜』の彼女には、青山のPinpointGalleryで、会えます。クリスマスまで。

 

 

よそよそしさと親しさのはざまで

昨日は、よそよそしさと親しさを感じる一日でした。

あ、踏みこんではいけないんだなと思い知らさるような会話がありまして、そのおかげで、それまでの不可解さ、違和感のありかが明確になりました。
この硬さが、すべての元凶と。
ある深さまでいくと、阻まれます。
ん? なんだ、これ?
なんだ、これと感じながら、手探りで向き合うわけですが。

2013最後の満月

まあ、硬さがわかったから、いいんですが。

その一方、親しさも感じる機会があり、しみじみありがたいと思いました。
こちらは、手作りケーキと少し早い誕生日プレゼントをいただきました。

アーユルヴェーダの集中トリートメントは、な、なんと、中断です。
発熱など、体調変化で、続けられないケースがあり、まんまとひっかかりました。せっかく、三日間、確保したのに! クリニックの近くに、宿まで取ったのに!

そうそう、初めての先生にお会いしました。
気持ちのいい方でした。先生がおっしゃいます。
「もう来年のスケジュール帳なんですね」
「はい。いつもさっさと切り替えます」

ここで、私は前倒しなんだと気づきました。毎年、10月くらいから、切り替えてしまいます。みなさまは、いかがですか?

集中トリートメントを中断するハメになるなんて、非常にタイミングが悪い気がしましたが、あるいは、いいのかもしれません。
三日は、必要ないのかもしれません。
もっとも、準備期間を思うと、本当にがっかりなんですが。仕事をしない日、ぽっかり空ける日を年末に三日、なかなか難しいのです。

昨日は、盛りだくさんでした。
ウッツァーダナ
カティバスティ
シローダーラ
ナスヤ

カティバスティが、初めてでした。
うつ伏せに寝て、腰にオイルの池をのせます。だんだん、熱くなり、火傷するんじゃないかと思うくらい。
ひゃー!

ひゃーひゃー思っているうちに、終わりました。ひゃー。
身体が一気に温まります。面白い!
セラピストさんがおっしゃいます。
「顔つき、変わりましたよね」
鏡を見て、納得しました。20代のころ、こんな顔つきをしていた気がします。強気でしたよ、あのころは(笑)。

三日間出来なかったのは、残念極まりないのですが、まあ、これも経験、よしとしますか。

少しは、良い章月になれたのかしら? そこは、永遠に謎のままでございます。

 

嘘の安心

きょう、嘘の食欲があるなら、嘘の安心もあるとひらめきました。

嘘の安心、いかにも、ありそうでしょ?
安心したいから、極めて疑わしいのに、ダメだとわかっているのに、信じてしまう感じでしょうか?

 

私は、不安いっぱいの幼少期を過ごしまして。安心を正しく理解するまで、時間がかかりました。その背景には、父の不安定さがありまして。

 

で、父について、少し思いを馳せました。たぶん、生まれて初めて。そして、父は第二次世界大戦開戦の年生まれだと気づきました。正直、このことについて、今まで一度も考えたことがありませんでした。

 

祖父は、戦死しています。
父の半生は、生後半年で日本は戦争に突入、物心つくかつかないかで、父親は戦死、その後、戦後を生き抜き、年老いてからちょいと珍しい白血病と共存しています。

 

父が我が子に安心を与えられなかったのも、無理のないことかもしれません。
我が父は、未だに安定感がありません。
孫をかわいがるのも、気まぐれで、ムラがあります。構いたくて仕方なくて、呼びつけるくせに、すぐに飽きてしまいます。根底に、揺らぎがあるのでしょう。

 

考えてみれば、同世代の親を持つ人はみな、似たりよったりの背景を背負いますよね。
それぞれ、個性で差が出るとしても、戦争の破壊力を前に、無傷でいられる人がいるかどうか。うちの父は極端にしても、それでも、無理もなかった気がします。

 

嘘の安心は、意外に根深いかもしれません。親の影響、祖父母の影響。手繰って行けば、思いがけない場所に着地するかもしれませんね。

 

 

 

2013年12月17日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

ライオンの夢

最近、すごい空間の夢ばかり見ていましたが、とうとう、極めつけを見ました。

神殿です。
なぜか鳥居みたいなのがあり、聖域に生きた狛犬さんやライオンたちがいます。

ライオン!
また、君か!
やあ、久しぶり!

ライオンは、私にとって、非常にシンボリックな存在です。約20年前、占いを仕事に選んだときにも、夢に出てきました。
何か大きな変化が起こりそうです。楽しみです!

 

2013年12月16日 | カテゴリー : 日々のこと | タグ : | 投稿者 : 章月綾乃

嘘の食欲

アーユルヴェーダ集中トリートメント一日目です。
ガルシャナ、シロダーラ、バスティ。

元気とぐったりの混在。

この施術に備えて、食事を軽くしていったのですが、どうも食欲魔人になっている気配で。
「食べちゃダメだ」と思うと、食べているわけです。
半年前に、葛断食やったときは、すんなり出来たのに。精神的に、イライラを食でごまかしている気配があります。
セラピストさんが、面白いことをおっしゃいます。
「嘘の食欲ってありますから」

たとえば、夜12時の空腹、
たとえば、いつもと違う底なしの空腹、
あれは、嘘だと。

「温かい飲み物や一口甘いものなんかで、おさまったりしますよ」

嘘の食欲、あるあるあーるでございます。
で、きょうはもう沈没でございます。

強力な睡魔vs本日のノルマ

きょうは、とにかく眠かったです。

もう今週は、一日平均10時間以上はキープしているのですが、
それでも、まだ眠いというわけで。
本当にもう、どうしようもありません。

朝5時からブログ更新から始めたのですが、お昼の12時前に眠さのピークが来ました。
諦めて、寝ました。
最近、奇妙に立派な部屋にいる夢を見るんですよね。
またもや、調べてみたら、いい意味があるみたいで、よかったですが。
部屋は、夢主の器なんですって。広くて、キレイ。あるいは、ゴージャス。
そういう人間になりたいです。

きょうは、300ワード地獄デーです。
300ワードで、28種類書き分けます。
来週が使えないので、出来ればきょう中、あるいは、多少こぼれても明日って思いながら進めていたのですけれど、ぐーぐー眠ったわりには、なんとか終わりました。
計算すると、原稿用紙21枚。一日の労働量としては、まずまずでしょう。
というか、これ以上書くと、細切れに眠らないと持ちません。

意外かもしれませんが、長めの文章よりも短い方が大変なのです。
今年一番つらかったのは、40ワードで仕上げた366日の占いを60ワードに書き直し命令が出たときでしょうか。あれは、目の前が真っ暗になりました。
40文字と60文字、詰め込める情報量が違うため、泣きながら書き直しました。

逆に、楽な仕事は……。

うーん、対面占いかなー?
この前の鑑定会は、ワークショップ形式にするしかなかったのですが、1対1のほうが私は楽です。たぶん、私、エネルギーバンパイアなんですよ。くたくたになっていても、人を前にすると、そこからパワーをいただいて、元気になれちゃうんですねえ。
根っから人好きなのでしょう。
ただ、ワークショップ形式だと、みなさん、それぞれのテンションが違うので、落としどころを探しているだけで、くたくたになります。話がつまんないとどっか行っちゃう人も現れるし……!!! おーい、ここにいてよぉー!!とは、いえませんでした(笑)。

空間的な要素も大きいと思うんですよね。
快適さを感じられないと、意識が違うところに行ってしまいます。
ワークショップをやるなら、環境を整えないとダメだなって思いました。

癒しフェアとか、編集さんオーダーの占い会とかが、面白かったです。
1対1、好きです。ちゃんと向き合えるから。
あ、でも、仕事って形にはしていないかー。
最近、思うんですよね。対面、向いているんじゃないかと。

そういえば、昔、編集さんに「つきあって!」と頼まれて原宿の母に見ていただいたことがございます。別に、道場破りに行ったわけじゃないので、正直に「占いを書いているんです」と伝えました。そのとき、「あなた、対面に行きなさい!」と熱く語られたのでしたよ。ああ、どうしてこういうことを忘れてしまうのでしょうね?

まあ、でも、チマチマ、40ワードとか、60ワードに文章をまとめるのも好きなんですよね。
中核は、モノ書きですし。
こうやって、頼まれてもいないのに、いっぱい書いちゃうし(笑)。
ただ、対面は嫌いじゃないなー。むしろ、好きだなーって思うオレ100発売日でした。
オレ100締め。うん、著者として、間違っていないですよね!

オレ100

ちなみに、この『オレを知る100の質問』が、ウワサの「力技仕事」です。ハハハ。
もし、お目に留まったら、どうぞ、章月のチカラ、見定めてやってくださいませ。
よろしくお願いいたします。

積ん読、格闘中

少しだけ、余裕が戻ってきたので、「積ん読」の解除にかかっております。

気になると、すぐに手に入れますが、ここ数か月、もっと言えば、今年一年、全然止まれなかったので、「知りたい」、「読みたい」まで手が回らなくて。

web展開について、ジェフリー・ディヴァーの9月の新刊……、確定申告も、そろそろ視野に入れないといけません。一度には難しいですが、少しずつ、ボチボチと、山を切り崩しております。すぐ雪崩がおきますが。読書する体力が残っていないんですね。

日常の雑用、たとえば、買い物とかで、大荷物で自転車に乗りますと、「ああ、まずい、倒れそう」を何度も経験しております。この一週間、自分でも呆れるくらい眠っていますけれど、そんなことでは累積した疲れは取れず、実は、かなりヤバい状態なんじゃないかと推測いたします。

週明けから、アーユルヴェーダの集中トリートメントなので、そのための準備もあります。食事の節制なのですが、ただ、減らすだけ、消化のよいものに切り替えるだけ、たったこれだけのことが意外に難しいのです。ちょうど、特集記事を書いていたため、意識が飛んでいて。意識が飛んでいると、手軽に食べらるものに走ります。
なるほど、だから、悪循環に!!!
かくして、自分を客観視することは多少出来ましたけれど、改善には至りません。
困ったものです。

少し前までは出来たこと。
これが、出来なくなりつつあって、怖いのです。

たとえば、本を読むこと。映画を見ること。芝居を見ること。
好きだったのに、楽しみだったのに、体力が続かず、「本を読もう」と考えるだけで、疲れてしまったりします。
代わりに、頭を使わずに済む子供アニメを見たり、ネットを見たり……。でも、何も残りません。

昨日は、西洋美術館でムンクのアートセミナーがあったのですが、これは自分に言い聞かせていくのを辞めました。ここ一年、アートセミナー、あちこち聞きに行きましたが、そのときだけ、「へー」って納得するだけで、自分の中にさほど残っていないことに気づいたからです。作品や画家理解の手掛かりにはなっていますので、谷文晁が人気があったとか、パリの娼館の話だとか、断片的な情報が散らばっているだけで、それなら、専門書を読めばいいのかな?って気持ちになってきました。

ひとつの背景として、三菱一号館美術館の年間パスポート廃止があります。
サポーターズは1万円ですが、引き上げられた価格に対する特典が、私にはまったく魅力的ではなくて。
年パスは利用者の満足、サポーターズは美術館の応援と開設の趣旨が違うことはよくわかるのですが、差額の5千円を出そうという気になれません。たかが5千円、されど5千円なんですよね。

非常にキレイに作れたスポットなので、時間があると「あ、一号館寄って行こうか」と予定に組み込んでおりましたが、今は「あ、そっか、年パスないのかー。じゃあいいか」になります。
我ながら、豹変ぶりに笑えますが。当然、さらにコアに知ろうとするアートセミナーにも興味が薄れます。私の好奇心って、たった5千円を惜しむレベルだったのでしょうか?

ただ、「なら、1万払って、持続を選ぶ?」という手もあるのですが。
イージーに流されず、一年、様子を見て見ようかと思うのです。本当に必要かどうか。
『ザ・ビューティフル』は絶対好きだし、楽しみですが、『ヴァロットン』は行かなくてもいいかもしれません。六本木の『ラファエル前派』は、個人的には外せませんが、残念ながら、バカップル吸い寄せスポットなので、よほど考えていかないとストレスが溜まるでしょう。体力、気力を充実させて、人がいなさそうな日を狙って行きましょう。
アートって、教養でもありますが、それ以前に、嗜好品ですよね。趣味なんですよね。
そこがわからなくなると、振り回されてしまいます。まさに、今年はそうでした。

今年は、詰め込み過ぎました。
まあ、でも、仕方なかった気もします。
『あやかし緋扇』という少女マンガタイアップの占い、おまじない本を書かせていただき、世界観に近づくために、『源氏絵』に手を出してみたり……。そこから、「日本画、弱いなあ」となり、意識していろいろ見に行ったり致しました。
ただ、もともとアンテナがないから、あまりひっかからないんです。
見ていることは見ているけれど、というところで、ストップ。もったいない気もしますが、いつかいろいろつながるのでしょうか?

『モローとルオー』、『ルオー』展を見逃してしまったことも、大きいです。
10、11月はずっと雑用に追われて、時間を作れなかったのですが、その雑用、好きなことを犠牲にしてまで、やるべきことだったのかどうか。

いいと言われているものを逃さずにチェックするんじゃなくて、キレイなものに出会ったときに、キレイだと思えればいいだけかもしれません。
消費を促す世間の流れに飲みこまれると、自分を見失ってしまいますから。

簡単に言えば、優先順位を変えるということでしょうか?
何が大切かを考えること。身軽になること。
たぶん、そのあたりですね。習慣やパターンを変えるのは、なんだか怖いし、すぐに「いままで」に戻ろうとしちゃうのですが。もう古い衣は脱ぎ捨てないといけません。
少しずつ、自分を居心地のいい場所においていこうと思います。まずは、積ん読解消から、ね。

レベルチェック

さっき、人にメールを書いていて、ひとつ気づきました。

たまに、理解不能な人に出会います。
うまくつきあえない、なんだかモメる、扱いがひどいなどなどで、頭が?でいっぱいになります。
なにか悪いことをした?
私が未熟なせいかな?

と、まあ、基本的には、まず、自分を責めるタチなのですが。

きょう、気づきました。
レベルチェックの側面もあるんだなと。
「なんで、こんなことをするの?」は、わざとじゃなくて、単純に出来ないから。
「人の気持ち、わからないのかな?」は、本当にわからないんでしょう。
鈍感だから。自己中だから。
たまに、悪魔のように、わかっていてやる人もいますが、その人は、心が壊れていますから。災いしかもたらしません。

本当は、自分の中で評価を下していて、ハッキリしているのに、それを認めずに、自分が悪いのかもとか、タイミングが悪かったのかもとか、うやむやにするから、スッキリしないわけです。

少なくとも今の段階でのレベルは、わかったってことで。

人間ですから、「あんなにダメだった人が、こんなに立派に!」とか、
「あのときは、ひどい人だと思ったけれど、いい人になって!」は絶対にありますが、それを今、期待してもムダで。
さっさと距離を取るのがいいと思うのです。
もうそこに、あなたが大好きだったあの人はいないのですから。残念だけどね。
え? 最初からいなかったんじゃないかって?
うん、厳密にはねー。
でも、そこは、知らぬが花ですよ。知っちゃったら、あとは、実を取るしかないですよね。

同様に、私も、人からレベルチェックをされているのでしょう。
居住まい正して、頑張りますか。

こう書くと、すごく怖い人みたいだけど。まあ、みなさん、無意識にやっていらっしゃると思います。で、そこは、意識したほうが、楽になりますね。自分レベルチェックで、「合格」とか、「不合格」とか、白黒つけていったほうが、多分いいのでしょう。
時間は有限、労力も有限。大事なことに使いたいものです。

甘味保証

甘味保証

昨日、我が家に届いた封書は、こんなシールで封されていました。

甘味保証??? 頭の中が?でいっぱいになりながら、中を見て、笑い転げました。
郵便受けの前で大笑いする中年女、かなりシュールです。ご近所の人、おっかなびっくりでしょうねえ。まあ、今に始まったことじゃないですけれど。

ちいさな時計展

お、「ちいさな時計展」の告知ハガキです。右のキツネさんもいいなーって思いましたが、この白いのは、欲しいかも!とよく見たら……。

宇野亜喜良さん作。「天使の時間 悪魔の時間」だそうです。こ、これは、買えまい!!!

メルヘンの散歩道をひっくり返してみますと。

やなせたかし記念館NEWS

やなせたかし記念館NEWSでした。中には、見覚えのある樋上公実子さんの絵が!!!

おー、こんなに貴重なモノをいただいてよいのでしょうか?
コレクターズアイテムでは??? わーい!

樋上さんの夢、100号の絵だけで構成された個展、きっといつか実現するのでしょう。
そのときは、よりすぐりの甘味をお持ちしなくては!
しかし、天下のグルメ、スイーツ番長、生半可なものではダメでしょうねえ。何がいいかなー?

やなせたかしさんといえば、秋にエジプトへ帰る友人と物産館めぐりをしたときに、高知館で「やなせたかしさんありがとう」寄せ書きがありまして、ちょっと感動いたしました。
なにか書きたい気もしましたが、私ごときが何を伝えるのかという問題があり、心の中でご冥福を祈って失礼したのですが。ずっと、心に残っていて、今回、樋上さんと一緒に我が家にアンパンマンがやってきました。嬉しいです。あ、だから、甘味保証? いや、違うよ!

樋上公実子さんも参加され、章月が欲しいと思った宇野亜喜良さんの時計が見られるのは、「ちいさな時計展」。青山のPinpointGalleryにて、来週月曜日16日からクリスマスまで開催されるそうです。日曜日はお休み、土曜日と最終日は17時まで。11:00から19:00。自分のためのメモ書きでした。

それと、もうひとつ、別件で。
昨日いただいたかわいい企画。

1月31日(金)19時から、祖師ヶ谷大蔵Cafe Muriwui (カフェ・ムリウイ)にて。
『中村さんちのお正月』

これはもう、タイトル勝ちでしょー。
笛吹の中村香奈子さん、笙の中村華子さん、篳篥の中村仁美さんによる
「中村さん」によるお正月。投げ銭に、ワンドリンクオーダーでOKとは、交通費考えてもお得です!!! おっとっと、びっくり!
中村さん、これじゃ、誰だかわからない! 中村仁美さんによる「すべてよし笛」の演奏もあるそうで。すべてよし笛って、何? 何? なあに?

かわいいことを思いつくなー。なんだか、ここんところ、疲れてどうにもならなかったのですが、元気になりましたよ!!!

楽しみが増えました!

「モネ、風景をみる眼」展へ行きました

汐留で長くやっていた『ルオーとモロー』、さらに、千葉市美術館の『ルオー展』をまんまと見逃しました!
ルオーも、モローも、好きなのに!

で、悔しくて、こちらは、さっさと覗きました。
『モネ、風景をみる眼』

もね

 

しかし、モネは個人蔵、西洋美術館寄託作品以外、見ておりました。
まあね、私、ポーラ美術館のファンなんで(笑)。

かわりに、違う画家さんが魅力的に見えました。ルドンに、ピサロ、牧歌的なピサロは、新鮮でした。
あと、ゴッホ!薔薇の絵、キレイ!
ロダンがゴロゴロあったのは、あれは、モネとロダン展の再現サービスではないかと想像いたしました。キャプション全部読んだわけじゃないので、ウソかもですけれど。
ムダに空間が広かったけれど、モノは、モネ。年末に向けて、どんどん混むのでしょうね。きっと。

そして、そんな余韻をぶっ飛ばしたのは、常設企画展のムンクでした。

すごいですよ!
モネでふにゃふにゃした後だからこそ、スペイン前衛で頭がむにゃむにゃするからこそ、ムンクが、来ますよ!
特に、『アルファとオメガ』、鋼の錬金術師も真っ青の鬱展開!なに、ハガレン連想してんのさ!ですが。底のなさが、なんか近い気がするんですよね。

モチーフは、アダムとイブなんでしょう。
女のオメガが、男のアルファをくすぐって起こすところから、愛は始まります。愛、確かにあったのに、やはり、蛇が出てくるあたりで、おかしくなります。

蛇は、アルファに殺されます。そのシーンのオメガが、ぞっとします。
あんた、なにしてるのさ? そして、オメガは少しずつ、道を踏み外していくのです。

ムンクが、精神病院に入院したときに、治療を兼ねて描かれた作品だそうです。最後なほうでは、叫びに似た構図も出てきます。圧巻!

いいものを見せていただきました。
ん? 私、モネを見に行ったんだよね???

まあ、こんなこともありますね。ぜひ、常設のムンクも、お忘れなく!
あ、先にムンクがいいかも?
もしかしたら、ムンク→モネが、正しいかもしれません。でも、ぜひ、ご覧いただきたいです。鬱展開が、イイんです! おすすめします!

秋、上野

追記。

ルドンの「ブルターニュの海」は、2008年にすでに惚れておりまして。
惚れ直しました。やっぱり、色つきルドン、素敵です。
色つき時代あってよかった!!!

そして、『アルファとオメガ』は、去年5月にオペラが来ていたんですねー。
ぐぐったら、酷評にぶつかりましたが、でも、聴いてみたかったし、見て見たかったなー。
あーあ、教養がないと、損するなー。今なら、絶対チケット取ったのに!!!