『CRAFT薬物・アルコール依存症からの脱出―あなたの家族を治療につなげるために』

 

 

予約注文していた本が、きょう、届きました。
さっそく、パラ読みしてみたのですが、コレ、いい本です!!!

すごーく、わかりやすい!!!!

薬物・アルコール依存症

一冊は、母にあげることにして、自分用にも再注文しました。

2,592円もするんですけれどね。でも、価値があると思います。
ホント、何冊関連書買っているか、わかりません。アルコール依存症関連書籍破産しそうです。
何冊買っているか、ホント、わかりません。買ったら、ざっと読んでから実家に渡しているので。
でも、二冊目を買ったのは、これが初めて!!!

依存症問題の解決につながる一冊ですが、「ああ、そうだよねえ」もあったりします。

「正しいことを言いすぎる」
これに対して、「人は、正しいことを言われても変わらないと悟りましょう」とあります。
確かに!

「『あなた』『おまえ』が主語になっている時の言葉は、相手との対立を生みやすいという傾向を持っています」
そうですよねえ、本当にね!

「あなたが~だから、~になってしまったんでしょ」
うはは、やるやる!

でも、これの主語を「わたし」にすると、トゲのある言葉がない言葉に変わっていくとあります。

にわか勉強で弟に対しては、出来るようなっていると思います。
「あなたが飲むから」ではなく、「私は、あなたに飲んで欲しくない」と。

しかし、これ、日常全般に使えますよね?

ちょっといい感じの本ですよ!

あ、そうそう、通信教育のテキストもきたのです。

通信教育

 

アルコール依存症からの回復は、正しい知識しかないのです。
書物から得られるものは、大きなアウトラインだけですが、
出来るだけ早く私が学ぶことで、底あげが出来るかもしれません。

結構、必死です。
まあ、「飲むなら飲め、好きにしろ。ただ、あなたの体はあなたにしか治せない。私は飲んで欲しくない」って言い続けています。

これ、家族もだけど、それ以上に医療の現場にいる人は、キツいと思います。
必死で看護しても、指導しても、砂漠に水を撒くような気分になることが多いんじゃないかなあ?と。
でも、医療があるから、希望が持てます。つらい思いをして乗り切ろうとしている方々がいるから、頑張れる気がします。

アルコールなら、飲まなきゃいい。
ドラックなら、やらなきゃいい。

そんな簡単な理屈が吹き飛ぶのが、依存症なわけで。
まあ、でも、自分のすぐそばに迫らないと、知らないまま終わってしまうわけで。

実際、「オレ、アルコール依存症だから」って言う人が「大丈夫大丈夫」って言うので、ついビールを飲ませてしまった覚えがあります。
それ、大丈夫じゃなかったんですよ。
そんなこと、しちゃいけなかったんです。

あとから、「あの人倒れて、入院したよ」って聞かされて。

あのとき、知識があればなって思います。
飲酒は、まわりには止められないのですが、でも、今の私なら、お酒は出さないし、勧めなかったでしょう。胸が痛みます。

アルコール依存症、結構怖いです。

 

 

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